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こんにちは、イチローです
はじめに
「仮想通貨に興味はあるけど、詐欺やリスクが怖くて踏み出せない…」
そんな思いを抱えている50代の方は多いのではないでしょうか。私も最初はそうでした。インターネットバンキングさえ不安に感じていた私が、仮想通貨に手を出すなんて考えられませんでした。
しかし、正しい知識と適切な準備があれば、50代からでも仮想通貨は安全に始められます。銀行預金だけでは老後資金が不安な時代、新しい資産形成の手段として仮想通貨を検討する価値は十分にあります。
この記事では、私たち50代が仮想通貨を始める際に知っておくべきリスクと、その回避方法を具体的に解説します。「怪しいもの」ではなく「理解して向き合うもの」として、仮想通貨と付き合っていく方法をご紹介します。

仮想通貨の4つの主なリスクを理解しよう
まずは、仮想通貨投資における主なリスクを理解しましょう。リスクを知ることが、安全への第一歩です。
1. 価格変動リスク
仮想通貨は株式市場よりも値動きが激しいため、短期間で大きな価格変動が起こることがあります。
実例: 2021年、ビットコインは1年間で最高値から最安値まで50%以上も価格が変動しました。これは定期預金や国債とは比較にならない変動幅です。「今が買い時」と思って購入しても、翌日には20%下がっていることも珍しくありません。
対策: 投資は余裕資金で行い、「長期保有」の姿勢で臨みましょう。短期的な値動きに一喜一憂せず、5年、10年の長期視点で考えることが大切です。
2. 詐欺やハッキングのリスク
「必ず儲かる」「今だけ特別」という甘い言葉には要注意です。特に我々50代は、デジタル詐欺の標的にされやすい傾向があります。
実例: 「仮想通貨で毎月100万円稼げる」などと謳う投資セミナーや、「有名人が推薦している」という偽の広告でだまされるケースが後を絶ちません。私の知人も、LINEで届いた「確実に儲かる」という投資話に50万円を投じて失ってしまいました。
対策: 不審なメールやSNSの投資勧誘には絶対に応じない。必ず公式サイトからアクセスし、金融庁に登録された正規の取引所のみを利用しましょう。
3. 取引所の倒産リスク
海外では取引所が破綻し、顧客の資産が凍結されるケースもありました。日本では金融庁の監視下にありますが、リスクはゼロではありません。
実例: 2014年に当時世界最大の取引所Mt.Goxが破綻し、多くの投資家が資産を失いました。つい最近でも、FTXという大手取引所の破綻が世界中で話題になりました。
対策: 複数の取引所を利用する、大きな資産は「ハードウェアウォレット」と呼ばれる専用の保管装置に移すなど、分散管理が重要です。
4. 税金の問題
仮想通貨の利益は「雑所得」として確定申告が必要です。知らないうちに脱税状態になっていた、というトラブルも発生しています。
実例: 年間20万円以上の利益があれば確定申告が必要です。売買履歴を記録していなかったために、後から正確な申告ができず追徴課税されたケースもあります。
対策: 取引履歴を記録するツールを活用し、利益が出たら確定申告の準備をしておきましょう。不安な場合は税理士に相談するのも一つの方法です。

安全に仮想通貨を始める5つのステップ
ここからは、具体的に安全に始めるための手順を解説します。一つずつ着実に進めていきましょう。
ステップ1:信頼できる取引所を選ぶ
取引所選びは最も重要なポイントです。我々50代にとって、使いやすさとセキュリティの両方が重要です。
選ぶ基準:
・ 金融庁に登録された取引所であること(必須条件)
・ 2段階認証などのセキュリティ対策が充実していること
・ 操作画面がシンプルで分かりやすいこと
・ 日本語サポートが充実していること
・ 手数料が明確で透明性があること
日本の主要な取引所には「コインチェック」「ビットフライヤー」「GMOコイン」などがあります。それぞれ特徴が異なるので、自分に合ったものを選びましょう。
ステップ2:少額から始める
初めての投資は、絶対に無理のない範囲で行いましょう。
具体的な始め方:
- まずは1万円程度の「勉強代」と考えて始める
- 定期預金や緊急資金ではなく、「余剰資金」で投資する
- 「これを失っても生活に影響がない金額」を守る
私は最初、月々の小遣いから5千円ずつ投資を始めました。失敗しても大きなダメージにならない金額です。その後、少しずつ慣れてきたら金額を増やしていきました。
ステップ3:安全な管理方法を確立する
「銀行のように安全」とは言い切れない仮想通貨。自分で守る意識が必要です。
安全管理のポイント:
- 取引所アカウントには必ず2段階認証を設定する
- パスワードは他のサービスと共用しない
- 大きな資産(目安として30万円以上)はハードウェアウォレットに移す
- バックアップの言葉(シードフレーズ)は紙に書いて金庫に保管する
私は当初、2段階認証の設定に手間を感じましたが、一度設定してしまえば慣れるもの。今では安心感のほうが大きいです。
ステップ4:詐欺に注意する
我々50代は特に、デジタル詐欺の標的にされやすい世代です。警戒心を持ちましょう。
よくある詐欺の手口:
- 「必ず儲かる」「今だけ特別」という甘い言葉で誘う投資話
- 「〇〇さんも参加している」と知人の名前を出して信用させる
- SNSやLINEで届く「今だけ特別な情報」を餌にする手口
- 有名人の名前を無断で使った偽の広告や記事
こうした詐欺に引っかからないためには、「うまい話には裏がある」と常に疑う姿勢が大切です。不安に感じたら、必ず公式サイトや金融庁の情報を確認しましょう。
ステップ5:税金対策を忘れずに
仮想通貨で利益が出たら、確定申告が必要です。後で慌てないよう、準備をしておきましょう。
税金対策のポイント:
- 取引履歴を記録できるツールを使う(一部の取引所では提供されています)
- 年間20万円以上の利益が出た場合は確定申告が必要
- 損益通算もできるので、損失が出た年も記録しておく
- 不安な場合は税理士に相談する(特に初めての確定申告時)
私も最初は確定申告に不安がありましたが、取引履歴をきちんと記録しておけば意外と簡単でした。不安な場合は、税理士さんに相談するのも良いでしょう。

まとめ:50代からでも安心して始められる仮想通貨投資
仮想通貨は確かにリスクがありますが、正しい知識と準備があれば、50代からでも安全に始めることができます。
ポイントをおさらい:
・ 信頼できる取引所を選ぶ
・ 少額から始める
・ 資産を安全に管理する
・ 詐欺に気をつける
・ 税金対策を怠らない
これらの5つのポイントを押さえれば、「仮想通貨は怪しいもの」という先入観を捨て、新しい資産形成の選択肢として検討できるはずです。
私自身、50代半ばから仮想通貨投資を始めましたが、最初は少額から、そして徐々に知識を深めていったことで、今では老後の資産形成の一つの柱となっています。
まずは少額から始めて、実際に体験しながら学んでいくことが大切です。次回は、実際に取引所の口座を開設する手順を詳しく解説します。
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【次回予告】「初心者必見!50代でも簡単にできる仮想通貨取引所の選び方と口座開設手順」
※本記事は投資助言ではなく、投資は自己責任で行ってください。