終末時計が真夜中まであと2分に近づいたことで暗号通貨の採用が加速されるのか?

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原子力科学者会報は木曜日、終末時計を真夜中まであと2分に進めた。同誌のレイチェル・ブロンソン社長とフェローのローレンス・M・クラウス氏、ロバート・ロズナー氏は、地球温暖化に加え、迫り来る米国と北朝鮮の核戦争の脅威を今回時計を進めた主な理由に挙げた。

終末時計とは何か?終末時計は象徴としての巨大な時計で、核による世界の破滅に世界がどれだけ近づいているかを視覚的に表す手段として同会報の科学者が1947年に初めて公開したものだ。

この時計は現在真夜中から2分前まで進められたが、これは冷戦時代の1953年以降でもっとも終末に近づいている。

もし万が一、破局的な出来事が世界を最悪の方向へ向かわせることになればこの世界に何が起こるだろうか、と椅子に深く腰掛けて考えてみると、そのようなシナリオがなぜどのようにして非中央集権的な暗号通貨の採用を加速させるのか、と思わざるを得ない。

デジタル・ゴールド

ダニエル・マーバーガー氏はCoinvest社の貴金属部門責任者だ。彼によると、暗号通貨市場が下落を続けているため、同社には現在ビットコインの投資家から問合せの電話が多数寄せられている、とのことだ。投資家たちは投資先をどのように分散するべきか、そして手持ちのコインを金に換える方法を知りたがっている。

金の価格が急落するとビットコインの価格が上昇するのは歴史が示すとおりであり、ビットコインが下落する場合にはその対偶もまた真となる。

論理的に考える人なら、何かよくない出来事が起これば金の価値は上昇すると考えるだろう。結局のところ金は長い間、投資家が金融危機に備えて投資先を分散する目的で使われてきた。2008年の経済危機は、どのようにして金の価格が一年で回復し人々の貯蓄を保護したのかを示す好例だ。

歴史的に金の価値が上昇するとビットコインの価格は下落すると上で言ったばかりだが、実は終末シナリオではどちらも価値が上がる。

ロンドン・ブロック・エクスチェンジ社が最近行った調査では、ミレニアル世代の3人に1人は2018年末までに暗号通貨を保有すると見られる。実際のところこの世代は1980年代中頃以降に生まれた人々で構成され、私自身もその世代に属する一人だ。

私たち20〜30代にとって、世界破局の最中に暗号通貨が形成されるのは懲り懲りだが、暗号通貨について何も知らず自分の資産を金に換える人々もたくさんいる。よって暗号通貨も金も蓄えられるという理由で、いずれの価値も上昇するだろう。

実用性

金は伝統的なもので暗号通貨は今風のものだが、実用性の点ではどちらが優れているのか?

その問いについてじっくり考えながら、地球規模の破局が中央銀行の紙幣の出し入れに影響を与え、紙幣自体の価値が急落し存在意義を失う可能性を考えてみよう。

人々は実体のある本物の資産であるという理由で金に乗り換えるかもしれないが、どれだけの量の金が出回っているのか?そして、本質的な商品やサービスと引き換えに、金をどのように分割しようとしているのか?結局のところ、人々が生活に必要な最低限のものしか買わない公の市場では、鑑定書は大した意味を持たない。

そのため、特に昨年一年間に暗号技術の方言である暗号通貨がマスメディアでかなり取り上げられたことを考えると、技術的に通暁した人はほとんど間違いなく暗号通貨に換えるだろう。ビッグバン・セオリーやサタデー・ナイト・ライブのような主要なテレビ番組でも取り上げられている。

人々は知らなかったでは済まされない。ミレニアル世代や金の延べ棒よりスマートデバイスのことをよく知っている人は、重くてかさばる金の延べ棒よりもデジタル・ウォレットを選ぶことはほぼ確実だ。

スケーリング

金は貴重な資源だ。歴史上これまでに165,000トンの金が採掘されている。また世界の人口は現在75億5000万人と見積もられている。

金は取引以外にも様々な用途で使われていることを考えると、もし採掘された165,000トンの金を地球上の全員が等分して受け取るとすると、一人当たり0.000022トンに満たない量しか受け取れないことになる。

つまり、地球上の全員に供給するスケーリングという点では金銀や石油などの物質資源は日常ベースの交換手段としては必ずしも実用的な方法ではない、ということだ。

問題は暗号通貨コミュニティもまた、分割して提供する方法を見つけようと悪戦苦闘していることだ。暗号通貨最大の取引所では一時、新規登録の受付を停止しなければならなかった。

ビットコインのライバルであるイーサリアム(時価総額で世界第二位の暗号通貨)のようなブロックチェーン・プラットフォームさえも、人々がデジタル子猫に熱中する、といったような取るに足りないことに起因する取引処理に苦しめられている。

アイディアと技術はすべてに勝る

希少な資源とブロックチェーン両方のスケーリング問題はどちらも理想的な状況ではないが、これらを前提に考えると、ここでの最後の論点は暗号通貨を採用することが一番優れた方法なのか、ということだ。

アイディアより強力なものはない。12歳の普通の子どもがデジタルスクリーンの前で8〜10時間も過ごすような世界では、ミレニアル世代とその次の世代は技術の進歩に歩調を合わせるように自分たちの時間をアイディアを創出することに費やすことになるだろう。

ブロックチェーン、技術、人工知能を取り巻く新しいアイディアは必然的に人類を新たな未知の領域に導く。その未知の領域とは、非中央集権型の通貨や自動運転自動車、シンギュラリティの実現といったコンセプトや、人工知能がいつかは人間よりも賢くなる転換点に到達するというアイディアを含むものだ。

そのため、金などの希少資源は私たちが重大な破局を生き延びるために必要だという意味で確かに価値がある一方で、暗号通貨は実のところ非中央集権化とコンピューターのコードという基本原理を使って作り出した新しいアイディアを拡張したものに過ぎない。

核兵器や地球温暖化への大転換、地球規模の災害によって、暗号通貨の採用が想像を超えた速さで増えることになるだろう。

問題は、うまいこと大量採用がひとりでに起こるようにできないのか、ということだ。

祈るしかない。

https://www.ccn.com/doomsday-clock-strikes-closer-midnight-accelerate-cryptocurrency-adoption/