最新のCaliphCoinの価格・時価総額・出来高
通貨名 | CaliphCoin |
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通貨略号 | CALC |
公開日 | 2016年10月11日 |
システム | SHA-256 |
発行上限枚数 | 1億3500万枚 |
取り扱い国内取引所 | |
取り扱い海外取引所 | Ccex |
公式サイト |
CaliphCoin()のローソク足リアルタイムチャート
目次
CaliphCoinとは?基本情報
CaliphCoinは、Bitcoinと同じアルゴリズムであるSHA-256を採用している仮想通貨です。
CaliphCoinは、2016年10月にリリースされ、総発行枚数は1億3500万枚、マイニング方式にはPoWを採用しています。公式HPは稼働中ですし、Bitcoin Forumも更新されているため、開発は継続されているのですが、情報量が少ないため、実体を掴みづらい通貨です。技術的には、ビットコインの焼き直しであり、目新しい点は無いと思われます。
CaliphCoinの特徴・仕組み
CaliphCoinには、次のような特徴があります。
- ビットコインと同じアルゴリズムを使用
- マイニングにはPoWを採用
- 総発行枚数は1億3500万円
- ビットコインよりもブロック生成時間が短い
ビットコインと同じアルゴリズムを使用
CaliphCoinは、ビットコインが採用しているSHA-256というアルゴリズムで成り立っています。このSHA-256というアルゴリズムは、256ビット(32バイト)の長さのハッシュ値を導き出すハッシュ関数です。
アルトコインの多くは、より一般的なパソコンでマイニングのしやすい、Scrypt系のハッシュ関数を使用しているものがほとんどの中で、SHA-256のみを採用しているCaliphCoinは、リリース時期(2016年10月)にしてはやや古い部類の通貨とも言えます。
マイニングにはPoWを採用
CaliphCoinのマイニング方式は、ビットコインと同じPoWです。PoWは、ブロックチェーンに追記するための計算競争に勝った人だけが、報酬を受け取ることができるというしくみですので、個人は著しく不利なマイニング方式です。
CaliphCoinはまだメジャーな通貨と言えるレベルではありませんが、将来的に成長した場合、ビットコイン同様の障壁が個人のマイナーの前に立ちふさがる事でしょう。
総発行枚数は1億3500万枚
CaliphCoinの総発行枚数は1億3500万枚です。ビットコインが2100万枚であるのに比べると、CaliphCoinの総発行枚数はその約6倍にあたることになります。
総発行枚数が多ければ多いほど、通貨1枚あたりの額面の大きさは、小さくなりがちです。アルトコインの大半は、ビットコインよりも発行枚数が多いため、CaliphCoinの総発行枚数が特別に多いというわけではありません。
ビットコインよりもブロック生成時間が短い
マイニングの際に設定される、計算の難易度が「ブロック生成時間」であり、ビットコインの場合、平均して10分に1回の割合でブロックが生成される仕組みになっています。
このブロック生成速度は、通貨の送金速度に直結しているため、ビットコインは送金に約10分かかります。CaliphCoinはブロック生成時間が180秒と短いため、送金も約180秒で済むという事になります。
CaliphCoinの相場・チャート・高騰/暴落情報
- 取引開始日:2016年10月
- 取引開始価格:0.22USD(2016年10月6日)
- 直近価格:0.0048USD(2018年1月19日)
- 最高値:0.22USD(2016年10月6日)
- 最安値:0.00018USD(2017年3月21日)
2016年10月のリリース当初には0.22USDであったのが、瞬く間に0.01USD以下の水準まで下落しました。その後も低迷を続け、多くの仮想通貨が高騰した2017年末の仮想通貨ブームの際にも、価格が上昇することはありませんでした。
CaliphCoinの買い方・売り方・購入方法・取引所
CaliphCoinの購入できる取引所はこちらです!
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取り扱い海外取引所 | Ccex |
CaliphCoinの将来性
CaliphCoinは、はっきり言ってあまり将来性が無い通貨です。その大きな理由は、技術面で革新的な部分が見られない上に、運営による情報発信も満足に行われていないからです。
アルトコインの数は千数百種類にも及びますから、何らかの技術的革新性や、ビジネス上の特化した利点などが無ければ、その通貨の安定した成長は見込めないでしょう。それが、スマートコントラクトを持つイーサリアムやマイニングにPoIを採用したNEMが、人気の通貨となっている理由なのです。
CaliphCoinの技術面はビットコインの焼き直しに過ぎません。アルゴリズムもマイニング方式もビットコインと同じで、違うのはブロック生成時間ぐらいです。取引の承認スピードが上がるため、より現実的には使いやすい通貨となっていますが、その分「フォーク」が頻繁に発生するようになり、セキュリティ面の脆弱性に繋がってしまいます。
セキュリティを確保し、「フォーク」の発生率を抑えた上で送金時間を短くした通貨は他にも沢山ありますから、ビットコインの送金時間を短くしただけのCaliphCoinにさほどの優位性はありません。リリースから2年が経過しても価格が大きく上昇していないのはその現れではないでしょうか。
CaliphCoinの最近のニュース・最新情報・今後の予定
CaliphCoinに関する直近のニュースはありません。公式HPは存在するものの、ホワイトペーパーもありませんし、CaliphCoinの有用性のPRも満足とは言えない状態です。そのため今後のロードマップも不明です。今後ニュースがあるとすれば、公式HPかBitcoin Forumで告知がなされると思われます。