最新のIntenseCoinの価格・時価総額・出来高
通貨名 | IntenseCoin |
---|---|
通貨略号 | ITNS |
公開日 | |
システム | |
発行上限枚数 | |
取り扱い国内取引所 | |
取り扱い海外取引所 | |
公式サイト |
IntenseCoin()のローソク足リアルタイムチャート
目次
IntenseCoinとは?基本情報
IntenseCoin(ITNS)は、2017年11月16日に取引が開始された仮想通貨(暗号通貨)で、Intenseのピアツーピア(P2P)分散型仮想プライベートネットワーク(VPN)の燃料通貨および運用通貨として利用することができます。CryptoNoteテクノロジーをベースに、独自のCryptoNightアルゴリズムが採用されており、匿名性が非常に重視されている仮想通貨です。
IntenseCoinの特徴・仕組み
IntenseCoinには、以下のような特徴があります。
- CryptoNightアルゴリズムを採用
- 仮想プライベートネットワークとの統合と匿名性の重視
- 利用のしやすさ・一般ユーザーへの意識
CryptoNightアルゴリズムを採用
CryptoNightは、リング署名を改良したワンタイムリング署名と呼ばれる技術などを特徴としたアルゴリズムです。ワンタイムリング署名は、リング署名(グループメンバーなら誰でも署名ができる仕組み)とワンタイムキー(1度しか使えないパスワード)などを組み合わせた技術で、これにより取引の追跡が困難となり、より堅牢なセキュリティと高い匿名性が実現されます。
仮想プライベートネットワークとの統合と匿名性の重視
仮想プライベートネットワーク(VPN)は、インターネットトラフィックを意図しない第3者の目から匿名化し、データを見られないように保護する技術です。インターネットの匿名性とセンサーシップに対する脅威は日々増大しており、VPN利用者は近年増加の一途をたどっています。
Intenseは、P2P分散型VPNと組み合わせた匿名性の高い暗号通貨を提供することで、このような匿名性へのニーズに応えることを目指しています。また、IntenseはVPNへの新しいインウォレットの提供を計画しています。これにより、ピアは自身のインターネット接続を暗号化されたトンネルとして提供することができるとされています。VPNプロバイダーは、サービスと引き換えにIntenseCoin(ITNS)を受け取り、サービスレートを指定することができます。
Bitcoinやその他の関連技術では、ブロックチェーンによって取引・支払いの追跡やリンクが許容され、これにより全員の活動の軌跡が残されることから、匿名性の問題を指摘する声もあるとされています。Intenseでは、このような匿名性に対する指摘に対処するために、CryptoNoteプロトコルによって支払いのチェーン追跡をなくすことで、真の匿名性が確保されるとしています。
Intenseの主な機能は以下のとおりです。高い匿名性を確保する機能が特徴的です。
- 追跡不可能な支払
- リンク不可能な取引
- 二重支払証明
- ブロックチェーン解析耐性
- 平等主義的プルーフオブワーク
- 適応パラメータ
利用のしやすさ・一般ユーザーへの意識
Intenseは、暗号化技術に精通していない人々にもIntenseCoin(ITNS)を利用してもらえることをコンセプトとしています。Intenseは、エントリーの敷居の低い、新規参入者でも利用や取引がしやすく、馴染みやすいコインブランドになることを目指しています。
Intenseは、最新技術に精通している人々に専有されている暗号化技術を、一般の人々にもアクセスしやすい支払方法に再ブランド化したいと考えています。暗号化技術に必ずしも精通していない人やIT技術者ではない人でも簡単にIntenseを利用して、日々のショッピングを楽しめるようにしたいというビジョンが示されています。
IntenseCoinの相場・チャート・高騰/暴落情報
- 取引開始日 :2017年11月16日
- 取引開示価格:0.003558$
- 直近価格 :0.046651$
- 最高値 :0.050085$(2018年1月7日)
- 最安値 :0.001763$(2017年11月20日)
2017年11月16日の取引開始以降、低調なまま価格は推移しましたが、2017年12月中旬から徐々に上昇をはじめ、2017年12月29日には一時0.045463$を記録しました。その後下降と上昇を繰り返し、2018年1月7日には最高値となる0.050085$を記録しており、価格は上昇傾向にあります。
IntenseCoinの買い方・売り方・購入方法・取引所
IntenseCoinの購入できる取引所はこちらです!
取り扱い国内取引所 | |
---|---|
取り扱い海外取引所 |
IntenseCoinの将来性
Intenseと同様にCryptoNightアルゴリズムを採用しており、匿名性の高さを特徴とした仮想通貨の代表格にMonero(モネロ)があります。モネロは2014年4月に公開され、2016年以降匿名性への関心の高さを背景に高騰し、2017年の時点で時価総額ランキングの10位以内に入るなど健闘しています。
匿名性の高さはマネーロンダリングやダークサイトでの使用にもつながることから、今後法規制の対象となるなどのリスク要因もありますが、一方でプライバシーを保護して仮想通貨を使いたいというニーズは今後も根強く続くと考えられ、数多くの仮想通貨の中で差別化を図れるというアドバンテージにもなります。
匿名性を確保しつつ、利用者の敷居を下げ、一般の人々でも様々な商品やサービスとの交換に利用することができる暗号通貨ブランドになることをコンセプトに掲げているIntenseCoin。昨年2017年12月以降、価格は上昇傾向にあり、今後モネロなど同じく匿名性の高さを特徴とした仮想通貨のように価格上昇を継続できるか注目されます。
IntenseCoinの最近のニュース・最新情報・今後の予定
Intenseは、以下のような2018年のロードマップを示しています。
IntenseCoin 2018ロードマップ
- Q1
- 再ブランド化、アンバサダープログラム、法的事業者プロセス
- Q1-Q2
- Webブラウザのプラグイン、マーケティングキャンペーン、アジア事業開発
- Q2-Q3
- ウォレットVPNのWindows、Linux、Mac向け実装
- Webウォレット
- 広告、ソーシャルメディアキャンペーン、カンファレンス
- Q3
- カンファレンスプレゼンテーション
- Q3-Q4
- Android、OSx向けモバイル実装
- Q4
- VPNルーター
計画されているウォレットVPNの開発・実装が完了すると、ネットワークユーザーはIntenseウォレットを利用して、IntenseCoin(ITNS)と引き換えに任意のVPN出口ノードとして参加することができるようになるとされています。