最新のOpusの価格・時価総額・出来高
通貨名 | Opus(オーパス) |
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通貨略号 | OPT |
公開日 | 2017年7月15日 |
システム | - |
発行上限枚数 | 2億4900万枚 |
取り扱い国内取引所 | |
取り扱い海外取引所 | Hitbtc,Ether delta |
公式サイト |
Opus(オーパス)のローソク足リアルタイムチャート
目次
Opus(オーパス)とは?基本情報
Opus(オーパス)は、音楽所有権問題に取り組み、インフラストラクチャとプロトコルレベルでの共有を行う分散型の音楽共有プラットフォームです。
Spotify、Deezer、Apple Musicなどのストリーミングプラットフォームは、ビッグアーティストは収益の80%を得られますが、まだ駆け出しのアーティストは音楽ストリーミングで生計を立てることはできません。プレイリストメーカーに限っては全く報酬を払われていないのが現状です。
Opusは新しいファイルシステム(IPFS)の速度と重複性を活用することで、完全に分散された状態で、毎秒何千ものトラックを配信することができます。ファイルの所有権、取引、そして完全な分散システムにより、アーティストはIPFS音楽ファイルへのへの永久アクセスを販売することでコンテンツ収益を得ることが可能です。
Opus(オーパス)の特徴・仕組み
Opusの特徴は4層分散システムを主として以下の5つあります。一つずつ見ていきましょう。
- 4層分散システム
- 透明性
- 無料
- 分散型自治
- クロスプラットフォーム
4層分散システム
ベータ対応の4層分散システムは、最先端の低遅延IPFSを記憶層として使用し、曲を永続的に保存するOpusAPIシステムです。
このシステムは、Opusネットワーク上のすべてのトランザクションを処理するEthereumベースのロジックレイヤーです。音楽トラックのグローバルリストを追跡するための「Universal Music Registry Number(UMRN)」と呼ばれる数値を持ち、コアプレイヤーを含むあらゆるプレーヤーがOpusインフラストラクチャにアクセスして音楽トラックを再生できるようにします。
4層分散システムの詳細は以下です。
アプリケーション層
Opus APIが音楽トラックをデコードして配信するために、様々なサードパーティプレイヤーと対話する最上位層です。
ロジックレイヤー
Ethereumブロックチェーン上で動作するスマートコントラクトシステムです。このレイヤーでは、各ユーザーの解読キー、参照ファイルハッシュをIPFSストレージに格納するユーザー契約、トランザクションを処理するビジネスロジックが存在します。
ディレクトリレイヤー
各トラックには永続的なIPFSハッシュがありますが、ディレクトリレイヤーはOpusネットワーク上で利用可能なトラックのハッシュをすべて保存するためのJSONデータベースレイヤーです。
ストレージレイヤー
透明性
すべてのトランザクションは、EthereumブロックチェーンとIPFSで完全に表示・監視されます。レーベルがアーティストのお金を隠し持つようなことは、ここでは起こりません。
また、Opusプラットフォームは、IPFSストレージレイヤーを含め、プラットフォームのすべての側面が完全に分散されており、内容を削除することはできません。
無料
OPUS財団の運営にはほとんどお金をかけていません。収入の97%はアーティストが受け取っています。これは今後も決して変わることはありません。
分散型自治
OpusDAOは、民主主義的な分散型の自治組織であり、Opusプラットフォームを開発するための提案書に誰もが毎月のように投票することができます。
クロスプラットフォーム
Opusは世界で使われることを念頭に置いて構築してます。Opusブロックチェーン内はサードパーティのAPIベースのレイヤーが開発されており、世界中の誰でも、ローカルプレーヤーを作成し、Opusプラットフォーム上で利用可能なすべての曲にアクセスできます。
Opus(オーパス)の相場・チャート・高騰/暴落情報
- 取引開始日:2017年8月30日
- 取引開示価格:1OPT=0.056USD
- 直近価格:1OPT=0.02USD
- 最高値:1OPT=0.218USD(2018年1月9日)
- 最安値:1OPT=0.0086USD(2017年9月21日)
2017年8月30日に1OPT=0.056USDで取引開始以降、下降基調となり9月21日には最安値1OPT=0.0086USDを記録しました。その後は上昇基調となり2018年1月9日には最高値1OPT=0.218USDを記録しましたが、また下降基調となってしまい、直近では1OPT=0.02USDとなっています。
Opus(オーパス)の買い方・売り方・購入方法・取引所
Opusの購入できる取引所はこちらです!
取り扱い国内取引所 | |
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取り扱い海外取引所 | Hitbtc,Ether delta |
Opus(オーパス)の将来性
2018年のロードマップ
公式ホワイトペーパーでは2016年からの開発ロードマップが公開されており、2018年以降は「2018 – 2019年 「Raiden」のリリースと統合しスケーリング(拡大)を図る」と明記されています。
Raidenについてはホワイトペーパーに詳説はありませんが、高速で安価な取引が可能となるオフチェーンのスケーリングソリューション「Raiden Network」のことを指すと思われます。
このネットワークとのスケーリングが可能になれば、即時で低料金な支払いをより促進され、ユーザーも固定化し価格も安定するかもしれません。統合に関するスケジュールやリリースの際には価格が上昇すると考えられますので注目しておいたほうが良いでしょう。
公式Facebookでの情報発信
システムの開発の進捗や寄せられた質問に対する回答Q&A、COOのインタビュー内容などを頻度高く定期的に発表しており、組織としてはうまく稼働していることがうかがえます。
また、随時新着アーティストと曲も紹介されており、音楽好きの方には楽しめるコインでしょう。新進気鋭のアーティストやレーベルオーナー、音楽ファンなどのコミュニティの間で支持を獲得できれば、認知も拡大し価格に好影響があるかもしれません。
Opus(オーパス)の最近のニュース・最新情報・今後の予定
NAC3のスポンサード(2018年2月)
2018年2月24日、ニューヨークのシェラトン・タイムズスクエアで開催された北米のCryptocurrency Conference(NAC3)のスポンサーとなりました。
スポンサードの背景には、音楽についての考え方に革命をもたらし、プラットフォームに関する言葉を広め、業界を支配する問題をどのように解決するのか、ブロックチェーンの世界での国際的プレゼンスの確率があると発表しています。
開発進捗を報告(2018年1月)
アーティストに向けて新たな「アップロード」機能を追加しています。これによりアーティストとアルバムを各曲に割り当てたり、残りのメタタグを編集することができます。
技術的詳細とともにデータベースの構造をさらに拡張したことも公開し、発表から2週間以内にすべてのファイルの暗号化、支払いに関する問題の把握、システムの効率性のテストの継続を行うことも公開しました。