イーサリアムのクライアントParityがメジャーアップデートでウォレット機能を削除

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イーサリアムのソフトウェアクライアント、Parityは大幅な変更を発表した。その一つはグラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)が無くなることだ。

この変更により、Parityの「ウォレット」、つまり秘密鍵の保管庫の機能は事実上、技術に詳しくない一般消費者から見ると存在しないことになる。「インストーラーや特定のOS毎のパッケージ」もすべて削除された。

Parity 2.0クライアントの詳しい公開情報によると、このソフトウェアの位置付けは「製品使用のための熟練者向けソフトウェアで、エンドユーザー向けのソフトウェアでも『イーサリアムウォレット』でもない」とのことだ。

変更の要は、日常使用のためのツールとしての役目を果たすことから離れて機能の位置付けを見直し、イーサリアムネットワークのインフラ機能、その中でも主として取引所とマイナーの機能を提供する点に重点を置くことにある。

ブログの投稿では次のように説明している。

私たちはParityクライアントからグラフィカル・ユーザー・インターフェース、いわゆる『Parityウォレット』を完全に削除することで戦略的な変更を反映させています。さらにインストーラーとOS毎のパッケージもすべて削除済みです。

こうすることで私たちはParityイーサリアムをコア・インフラの一部と見ることができ、グラフィカルなウォレットやモバイルアプリのライブラリといったエンドユーザー向けソフトウェアパッケージに組み込むことができるようになります。

今回の発表は、Parityソフトウェアの脆弱性が原因で約3千万ドル相当のイーサが盗まれてからおよそ一年後に行われている。このバグは、当時のCoinDeskのリポートによると、特定のマルチ・シグネチャ・コントラクトに関連したものだった。

もう一つ、さらに深刻なコードの欠陥の結果、昨年11月に当時の価格で2億5千万ドルに相当する50万以上のイーサが凍結された。

その後公表された事後分析によると、Parityのマルチ・シグネチャ・ウォレットをサポートするライブラリを削除したことがイーサリアムの資金の凍結に拍車を掛けた、とのことだ。

変更点はさておき、ブログ投稿によると、Parityが生成したウォレットを使い続けたいと思う人はそのようにできるとのことだ。もっとも、GitHubから移動したユーザーインターフェースに対しては「最小限のメンテナンスだけ」が行われる、とParity社では述べている。

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