日本のデジタルサービス会社であるGMO Internet社は、決済を容易にするためにブロックチェーンを使用するという新しいインターネット銀行を開始しました。
同社はあおぞら銀行グループと提携し、2016年中頃から「次世代の」銀行の立ち上げ準備を進めていたことを明らかにしました。
GMOあおぞらネット銀行と呼ばれる新しい銀行では、フィンテックとITの融合を通じて新しい金融サービスを提供することを目指し、高度なセキュリティ証明書、ブロックチェーン、人工知能、IoTを活用する予定です。
プレスリリースでは、同行はGMOインターネットと「ブロックチェーン技術を利用した新しい決済システムを開発する」と協力すると発表しました。
同行は次のように述べています。
ブロックチェーン技術の適用により、より安全で安価な決済と金融サービスの技術革新への期待が高まっています。
将来的には、GMOあおぞらネット銀行は、「ホワイトラベル」のライセンス制度に基づいて他の企業に決済インフラを提供する「プラットフォームバンク」になることを計画しています。
※ホワイトラベル…他ブランドでの商品やサービスの提供
この銀行の発足は、2017年5月に自社の取引所を開設して以来、ブロックチェーンと仮想通貨取引を含み、9月にビットコインマイニングに参入しました。GMOの最新プロジェクトを象徴しています。
同社は、先月世界で初めて7nmチップ技術をベースにした、独自のビットコイン・マイナーを10月に発売すると発表していました。
GMO’s New Internet Bank Will Settle Payments With Blockchain