米国証券取引委員会(SEC)よると、ネバダ州の男2人がブロックチェーン会社の売却用株式から違法に利益を得た問題について、解決したと報告された。
弁護士であるT,J,ジェスキー氏と、法律事務所の社員マーク・ディステファノ氏は、香港に本社を置く企業UBIブロックチェーン・インターネットとの共有株式を売却した。SECが7月2日に明らかにしたところによると、両氏は2017年12月26日から2018年1月5日までの間に約140万ドルの株式を取得していたという。
コインデスクが以前伝えた通り、株式の登録届けには固定価格が$3.70であると記載されていたにもかかわらず、両氏は違法に7万2千株を$21.12から$50.00で売却した。
SECは6月5日、この株式売却問題のために取引を一時中断した。企業の公開情報についての問い合わせのため、また急激な株価情報など株式市場での混乱を防ぐためである。
SECの訴えに対する非難を認めるか否かにかかわらず、両氏は違法所得分140万ドルと罰金18万8,682ドルを返還することで合意している。また両氏は今後一切の株取引において「永久的に差し止め命令を受ける」ことにも同意した。
SECによれば、捜査はまだ進行中だという。
SEC Settles Trader Lawsuit Tied to Blockchain Firm Stock Sales – CoinDesk