ここにきて初めて、英国金融規制当局はブロックチェーン関連の新興企業が持つポテンシャルを認め始めている。
規制当局の「サンドボックス」のために立ち上げたビジネスのなかでも第4郡と最新のものについていえば、英国の金融行動監督機構(FCA)が11の企業にアクセス権を与えている。これら企業はブロックチェーンと分散型台帳技術に関連しており、全体29企業の40%に及んでいる。
当局は全体で69の応募を受け付けていたが、そのうちのの40はグループを作っていなかったということが先週のFCAの発表で明らかになった。
当局によると、
かなりの数の企業を受け入れてきました。仮想資産関連のビジネス計画を試運転したいと望む企業です。
規制された環境下で併発するリスクに対処しながら、どうすれば顧客収益を伸ばせるのかということについて我々は真剣に追求しているのです。
非常に高い可能性として、20|30がロンドン証券取引所と金融サービス会社のニヴァラと提携するというものがある。20|30は上述した11のブロックチェーン企業のうちの一つで、FCAの記述によると分散型台帳技術を基盤としたプラットフォームを構築し、「企業が最も効率良く合理的に資本を増やす」こと可能にするという。
このプラットフォームを活用することで、投資家たちはイーサリアムを基とする株式トークンを発行しやすくなる。20|30共同創始者であるトーマス・ソフィンゾン氏がファイナンシャル・タイムズ紙に語ったところによると、次のステップは二次転送だという。個人株や公共市場を再構築するために必要な「資本積立」を進めることができるのだ。
FCAの規制サンドボックスは2016年6月に開始された。FCAの一時的な認証を受けて、市場(=サンドボックス内)において「革新的な製品、サービス、ビジネスモデルおよびメカニズム」を試運転させることであった。
UK Watchdog Welcomes First Crypto Startups to Regulatory Sandbox – CoinDesk