トークン・スワップとは?それはどのように、そしてなぜ今行なわれているのか?

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トークン・スワップとは? それはどのように、そしてなぜ今行なわれているのか?

そして、あなたのトークンが新たなブロックチェーンに送られている…

手の込んだ仮想通貨詐欺とはまったく異なるが、「トークン移動」または「トークン・スワップ」として知られるこのプロセスを実行する決断が、ブロックチェーン・プロジェクトにおいて次第に受け入れられつつある。

主なものとしては、全世界の取引量上位25種の仮想通貨のうちの2つ、トロンイオスがその移動をしている最中であり、上位30種のうちさらに2つがまもなくこの流れに加わることが予想されている。

数百万、あるいは数十億ドルもの仮想通貨がそれぞれの移動に含まれるとすれば、そのリスクは無視できない。しかしそれにもかかわらず、ブロックチェーン業界はトークン移動やそれが意味することに関してほとんど知らされていないのだ。

専門家の一例としてコインデスクが尋ねたところ、業界のリーダー達でさえ、このプロセスの基本的な質問にさえ答えられなかったという。

それでもなお、トークン移動の重要性はその先駆者によって理解されている。そうした移転を行なった人々は、彼らのプロジェクトのビジョンを理解してもらうために、それは困難だが必要なステップであると主張している。

分散型ファイル保管サービスStorj(ストージ)を開発したショーン・ウィルキンソンは、2017年にトークン移動を始めたが、彼にとっては単純に報酬がリスクを上回っているという。

彼はコインデスクに語った:

アイデアとしては単純で、間に合わせの修理は止めにして、崖から落ちてしまわないような道の上を進む必要があるということです。

しかしそもそも、なぜプロジェクトではトークン移動を完遂させる必要があるのだろうか?

プロジェクトによってよく行われている転換と言えば、イーサリアム・ブロックチェーンで資金を集めてトークンを配布するというものだ。この段階で配布されるトークンは典型的に、プロジェクト稼働中に利用されることになる「代替物」としての機能を果たす。

この戦略の利点はトレーダーがこの資産を厳重に保管しておく必要がないことだ。それよりもむしろ、技術開発が進んでいる間に、この代替トークンを取引所で交換することもできる。

それゆえに「トークン移動」は、保有者のトークン残高がイーサリアム・ウォレットからプロジェクトにおいて互換性のある新ウォレットに移動するという、そのプロセスを表すものとなっている。

変更の後、トークンは一つのブロックチェーンから別のブロックチェーンへと効率よく「移動される」のだ。

しかしながら重要なのは、トークン移動は新たにブロックチェーンを稼働させるときにのみ伴うわけではなく、プロジェクトが単に一つのプロトコルから別の物へと移るときにも起こりうるということなのだ。

もしもトークン移動を行なわなければ、その結果は非常に大きなものになるということが、徐々にわかってきています。

ウィルキンソンは言った。

それはどのように行なわれるのか?

利用者と投資家にとって、トークン移動のプロセスへの関わり具合は異なっている。一般的には、トークンをどこに保管しているかに左右されるのだ。

取引所にトークンを保管している場合は、移動に加わる理由は存在しないだろう。例えば主要な取引所であるバイナンスは、EOS(イオス)、Tron(トロン)、ICON(アイコン)、そしてOntology(オントロジー)の移動プロセスにおいて「あらゆる技術的要件」を備えていると主張している。

サンフランシスコを拠点とする取引所のクラーケンも、困難なプロセスで工夫を凝らしている。

古いコインを新しいものに切り替える前に資金調達を停止し、調達を再開した際に、旧残高は新しいコインに変えました。

クラーケンの共同設立者ジェシー・パウエルは説明した。

それくらい本当に簡単なことなのです。

しかしながら、ウォレットにトークンを保管している利用者はこのプロセスをマニュアルで行なう必要があるかもしれない。

より具体的には、トークンを以前のブロックチェーンから新しいネットワークに送るために、トークンの登録、つまり「マッピング」を行なわなければならないのだ。

実際のところ、通常このプロセスはプロジェクト特有の鍵(EOSキーのようなもの)の生成と、メインネット(イーサリアム・ブロックチェーンなど)からの切り離し前に、トークン購入後に最初に保管したたキーアドレスからトークンを別のネットワークに送る作業を伴っている。

典型的なプロジェクトは中断期間を設定しており、利用者はその間にトークンを移動しなければならない。EOSのようなプロジェクトでは、それを過ぎると古いブロックチェーン上のトークンが「凍結」され、利用者が使えなくなってしまう「厳しい」デッドラインが設けられている。

他のプロジェクトではより柔軟なトークン移動を組み入れている。

どのようなリスクがあるのか?

だが取引所がトークン移動を簡略化しようとしているにもかかわらず、リスクが消え去ったわけではない。

「トークン移動に完璧な手段は存在しません」ウィルキンソンは言う。

常に痛みを伴い、常に悲惨なことが起こり、大失敗に終わる可能性は決して少ないものではありません。

彼らのコミュニティ内で話題になっているのは、一方通行のプロジェクトが(これまでのところ)共通の問題を解決できるかどうかというものだ。すなわち、トークン保有者達に周知されていないというものである。

ウィルキンソンによると、Storjがトークン移動を始めたのは2017年だったにもかかわらず、利用者は1年後の今もトークンを移動しているという。

Storjはトークン移動を支援し続けているが、プロジェクトにはトークン凍結という厳しいデッドラインがあるため、移動プロセスを知らなければ保有者は資金を失ってしまう羽目になってしまう。

もしかするとトークン移動にまつわる最大のリスクは、それが「信頼されていない」プロセスであるということなのかもしれない。

その代わりに、利用者は計画に則って移転を行なっているプロジェクトの担当者を信頼しなくてはならない。しかしながら、トークン移動は比較的新しいものなので、どのように実行されるかという青写真が描けないのだ。

この理由から、「(Storjの)移動に関するすべては、ゼロから作り出しました」とウィルキンソンは言った。

これらのリスクは決して小さくはないものの、そうした「諸刃の剣」ともいえる技術に対する期待は大きい、と。

トークン移動を現在導入しているプロジェクトが常に心がけるべきこととして、ウィルキンソンは最後に言った。

それが正しく進むように、多くのことを正確に予想しなければなりません。我々に役立つと思えたことは、自分が進みたい場所を理解することと、このコンセプトを利用者に理解してもらうために、コミュニティ内で健全な会話をしなければならないということです。

Token Swaps: What Are They, How They Work & Why They're Happening Now – CoinDesk