ハリウッドスターのカート・ラッセル(Kurt Russell)は、仮想通貨をテーマとしたインディーズ映画の出演者の一人です。
『Crypto』と名付けられたこの映画は、ラッセル氏とアレクシス・ブレデル(Alexis Bledel)氏、ジェレミー・ハリス(Jeremie Harris)氏、ルーク・ヘムズワース(Luke Hemsworth)などが出演します。
ハリウッド・レポーター誌は、この映画はボー・ナップ(Beau Knapp)氏が演じる若い反マネー・ロンダリング・エージェントに焦点を当てていると報道しました。
ナップ氏演じる主人公が、ニューヨークの故郷に戻り、汚職と詐欺の事件を調査するというストーリーで、ラッセル氏は、プレス資料によると、ナップ氏の父親の役を演じています。
『Crypto』のプロデューサーは、「『ドラゴン・タトゥーの女』の流れを組むサスペンス映画」と呼んでいますが、明らかに仮想通貨に焦点をあてているようです。
この映画のシナリオは、カーライル・ユーバンク(Carlyle Eubank)氏とデヴィッド・フリガリオ(David Frigerio)氏が担当しています。
仮想通貨は世界中の投資家と起業家の注目と想像力を集めましたが、このようなエキサイティングな方法で映画の中でスポットを当てられたことはありませんでした。
と『Crypto』のプロデューサーの1人であるジョーダン・イェール・リーバイン(Jordan Yale Levine)氏は述べています。
この自主映画は現在ニューヨークで撮影されており、公開日は未定となっています。
仮想通貨は、映画業界で最も注目されているテーマのひとつかもしれません。
昨年、『ビッグ・リボウスキ』や『ノーカントリー』の映画制作者であるコーエン(Coen)兄弟が、ビットコインを通貨として使用していた、アメリカ合衆国で薬物などの不正販売闇市を経営していた闇サイトである”Silk Road”に関する映画を制作していたことが報道されました。
しかし、『Crypto』は仮想通貨を最初に扱った映画ほどは注目されていません。また、この分野で最も注目されていた映画は、国際的な逃亡犯追跡というストーリーの2016年に公開されたベトナムの映画『Bitcoin Heist』でした。