国際決済をすべての人に:xRapidがもたらすコスト削減と恩恵とは
リップルにおいて、我々は仮想通貨を用いてビジネス上の決済をさらに速める方法を探し続けている。世界に良い変化をもたらす技術を求めている。
リップルが提唱する価値のインターネットという目標には、二つの重要な出発点に到達することが要となる。
一つ目は我々が常に強調していること、すなわち、お金を情報のように即座に移動すること。パズルで重要な二つ目のピースは、コストゼロで少額のお金を移動することだ。
このビジョンは経済的な側面から見た場合、工業との関わりが非常に大きいが、おそらくエンドユーザーに対するインパクトを考える方がより重要なことだろう。
これを踏まえて我々は世界の送金市場と、それを改善するxRapidが世界規模で採用されたなら、特に全世界の家庭にどれほどのインパクトを将来もたらすかということを検討していきたい。
世界の送金市場
送金決済は今日大きな市場となっている。全世界の決済は年間で総額6000億ドル近くに達する。決済に伴う手数料は年間約300億ドル。しかし世界銀行によると、その大半は平均500ドル程度の少額決済だ。
これらの決済の支払いと受け取り場所に関するデータと組み合わせると、金額のデータが示しているのは、送金決済の大部分は国外で働く個人から、発展途上国の家族へのものであることがわかる。
これらの個人はしばしば複数の仕事を抱え、故郷に残された家族はそのお金を当てにして辛うじて生き延びているのだ。
新たな削減額とその恩恵
最近xRapidを試験的に導入した結果、驚くべきコスト削減につながった:
それを利用した金融機関は、従来の外貨両替コストの40%から70%を削減している。そして削減費用は消費者の送金決済に還元される可能性がある。
この種の技術を採用する企業が増えるほど、決済システムはより洗練され、コスト削減が利用者に直接つながることだろう。経済学においてこれは「完全競争」と呼ばれるものだ。
特定の個人や会社が価格をコントロールすることはできず、それは最終的には消費者の利益につながる。
国際送金のコスト300億ドルがxRapidによって55%減少すれば、全世界で165億ドルの削減につながる。
これが発展途上国の家族に何をもたらすのかを理解するために、インド、中国、フィリピン、メキシコ、そしてパキスタンという、送金先として世界最大の五つの国の生活コストを考えてみよう。
我々の試算によれば、165億ドル節約すると、32.7億食(1食当たり平均4.13ドル)、毎月2億6307万ドルの請求書(毎月平均51.32ドル)、4,990万人の人々の家賃(平均273.34ドル)を賄うことができる。
送金決済のコスト削減によってもたらされる恩恵をほんの数例で示したが、それでも現実の人々にはとても大きなプラスのインパクトがあるだろう。
それはさらに、仮想通貨が初めて作り出されてからどのような状況になっているのかを理解するのにも役立つはずだ。
価値のインターネットを提唱しているリップルのビジョンについてさらに興味があるのなら、我々のウェブサイトに訪れてほしい。
Democratizing Global Payments: xRapid’s Cost Savings and Benefits | Ripple