最新のPhoreの価格・時価総額・出来高
通貨名 | Phore |
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通貨略号 | PHR |
公開日 | 2017年9月12日 |
システム | |
発行上限枚数 | 1860万枚 |
取り扱い国内取引所 | |
取り扱い海外取引所 | ,Coins markets |
公式サイト |
Phore()のローソク足リアルタイムチャート
目次
Phoreとは?基本情報
Phoreは、トークンとしてRHRを使用する匿名型暗号通貨です。コンセンサスアルゴリズムにProof-of-Stake 3.0を採用し、さらにマスターノード機能をサポートすることでネットワークを保護し、高いレベルの匿名性とセキュリティを確保しています。
またビットコインの10分と比較してブロック時間が60秒と短く、取引手数料が安価であることも特徴です。
Phoreは2014年5月21日に配布が始まったKryptKoin(KTK)の名前を変更してバージョンアップした暗号通貨です。KryptkoinはICOや開発者による事前の採掘が行われなかった通貨で、資格を持つ人々のみ分配されました。
発表後、KryptKoinは急速に発展し、2015年にオンラインマーケットプレイスを導入しました。このマーケットではWordPressのテーマや服や雑貨などがPaypalを利用して購入することができました。
新たな機能を導入するために既存のコードを最初から作り直す必要があったので、KryptKoinから新しい通貨Phoreへと転換しました。二か月間の間、既存のKTKの保有者は1:1でPhoreへ交換されました。
Phoreの特徴・仕組み
- コンセンサスアルゴリズムとして100% Proof-of-Stake 3.0を採用
- ブロックチェーンを交換するマスターノードを採用
- ゼロコインプロトコル機能を採用
コンセンサスアルゴリズムとして100% Proof-of-Stake 3.0を採用
Phoreは、Proof-of-Stake(PoS)をコンセンサスアルゴリズムとして100%使用するように設計された暗号通貨です。PoSでは仕事量ではなく、保有しているコインの量、あるいは保有時間に比例してマイニングがより容易になる方法が取られています。
Proof-of-Stakeは、コインを保持している時間が長いほどマイニングが有利になると評価されるアルゴリズムですが、コインを長い間保持しているように不正をすると多くの通貨が得られるといったセキュリティ上の課題が存在しました。
Phoreではこのような課題を解決するために独自に拡張した Proof-of-Stake バージョン3.0アルゴリズムが作動します。このためよりセキュリティ高めた取引を可能にします。
Stake-of-Stakeコンセンサスアルゴリズムにより、暗号通貨をネットワーク上のウォレットに保持しておくだけで利子が発生するようになります。
ブロックチェーンを交換するマスターノードを採用
Phoreでは、マスターノード機能を利用できる設計になっています。マスターノードとは Phoreネットーワーク上で他のノードとは違う特別な役割を担うノードのことを言います。
10,000PHRの保有を条件に、マスターノードへ昇格することが可能です。これにより、インスタント取引への参加、予算の策定、開発提案に関する投票を行うことができるようになります。
また、通常の利子に加えて、追加分のブロック報酬をもらうことが出来るようになります。
ゼロコインプロトコル機能を採用
ゼロコインプロトコルは、ゼロ知識証明(Zero-Knowledge proofs)を使用して、送信者と受信者の情報取引に関する情報漏えいをゼロにする技術です。
ゼロ知識証明は、送信者に関するある特定の記述が事実であるという以外の情報を伝えずに、ある記述が正しいことを受信者に証明できる手法です。
Phoreは、ゼロ知識証明を使用するためにゼロ知識暗号を作成します。誰かがPhoreを送信すると受信者は、自分のウォレット上で金額だけが分かる仕組みです。
つまり、ビットコインなどの暗号通貨とは違い、送信者と受信者に関する本人確認を可能にするID情報、もしくはトランザクションに関する履歴が送信されることはありません。
Phoreでは、トランザクション履歴が送信されることはありません。
Phoreの相場・チャート・高騰/暴落情報
- 取引開始日:2017年9月12日
- 取引開示価格:N/A
- 直近価格:$5.90 USD
- 最高値:$6.44USD(2018年1月7日)
- 最安値:$0.012631USD(2017年11月12日)
2017年9月12日の取引開始から価格は低迷します。2017年の11月12日には最安値の$0.012631USDを付けました。その後、2017年12月15日より価格が急騰し2018年1月7日には、最高値の$6.44USDを付けています。
Phoreの買い方・売り方・購入方法・取引所
Phoreの購入できる取引所はこちらです!
取り扱い国内取引所 | |
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取り扱い海外取引所 | ,Coins markets |
Phoreの将来性
Phoreの特徴・仕組みは、コンセンサスアルゴリズムに100% Proof-of-Stake3.0アルゴリズムを使用していることです。これにより従来のビットコインのような暗号通貨で課題となっていたProof-of-Workによる大容量の電力を消費する必要はなくなります。
また、従来の Proof-of-Stakeの持っていたセキュリティの脆弱性が改善されており、さらにマスターノードを導入することで悪意のあるノードによる意思決定を防いでいます。
こういった特徴から Phoreが世の中に求められるニーズと合致しこの暗号通貨の普及が拡大するならば、将来は明るいものになるでしょう。
Phoreの最近のニュース・最新情報・今後の予定
2018年第1四半期
- Segregated Witness機能:ブロックから署名データ等を取り除くことで、より多くのトランザクションデータをブロックに入れることができます。これによりブロック当たりのトランザクション数が増加します。
- 分散型の少額クラウドファンディング機能:オンラインマーケットプレイスの一部であり、KickstarterやIndiegogoのような分散型のプラットフォームで、副業とマイクロビジネスを対象にしたものです。これは素晴らしい発明やサービスを始める個人やパートナー企業が他のプラットフォームよりはるかに容易にかつ安価にPhoreプラットフォームを利用して資金を調達できるようになります。また購入者が製品を受け取るまで、このプラットフォームが管理機能を提供します。
- Phore財団の設立:長期での電子商取引のソリューション・投資・連携・開発について、Phoreの持続可能性を促進しPhoreを取り巻く世界をより発展させることに貢献します。
2018年第2四半期
- スマートコントラクト:分散型アプリケーション(dApps)をPhoreのブロックチェーン上で実行できるようになります。市場予測・分散型予測市場が可能になります。
- iOSとAndroidのアプリ:ウォレットの統合とオンラインマーケットプレイスへのアクセスをモバイルから可能にします。これによりPhoreはデバイスに依存しないユーザーフレンドリーなプラットフォームを目指します。
- 分散ストレージ:LedgerやTrezorのサポート長期におけるコールドストレージへの対応
- Phoreラボ設立:Phoreブロックチェーンを通じて開発や成長を支援するインキュベータPhore財団は市場への参入を助けるためプロジェクトに投資し、その利益をさらに再投資します。最終的に市場の5から10%のプロジェクトがPhoreラボのプロジェクトで取り上げられると想定しています。Phore財団は支援するプロジェクトを積極的に模索する予定です。プロジェクトは、個人や大学、スタートアップなどで行われますが、投資はPhore通貨として行われ、参加者は彼らの製品が売られる前に独占的にPhoreのマーケットプレイスである程度の期間限定売買を可能にします。
2018年第4四半期以降
- A.I.ボットの作成:A.I.ボットを用いた取引所でのPhoreの取引の支援。
- Phore財団の奨励金:優秀なコーダーはPhoreのコードの編集により奨励金を得ることができます。
- Phore財団による慈善寄付:マスターノードガバナンスシステムにより投票された慈善事業へ寄付します。
- 更なる連携:業界をリードするような企業との連携を目指します。
- イベントへのスポンサー:Phore 関連イベントにスポンサーとして出資し、プラットフォームとしてPhoreを宣伝します。