ニューヨークの議員ロン・キム(Ron Kim)氏は、地元のコミュニティを支援するために暗号通貨を望んでいる。
公的文書によると、法案番号A11018は、地方のコミュニティ通貨を作成するパイロットプログラムを10回開設するようニューヨークの都市開発法を改正する。これは暗号通貨やその他の形式の金銭の代替形態となる可能性がある。
これらのプログラムは、理想としては特定のコミュニティの住民が地元に金を落として近隣の経済環境を支援する方向へ進むことを目指している。
具体的には、ブロックチェーン技術を使用して、
消費者、市民、およびビジネスオーナーがドルから”暗号通貨”に瞬時に乗り換えることを可能にすることにより、これをシームレスに実装できるようにする。
と明言し、そしてまたその技術で「かなり長期にわたる社会的インパクトを持つ」としている。
この法案は、暗号通貨の地元での利用事例を作成することで、暗号通貨業界への「過度の否定的な認識」と戦うことができるとしている。
また、続けて「より若い世代のメンバーの多くは興味と関心を持っているだけでなく、ブロックチェーン技術の普及を期待している」と記している。
法案の内容は、さらにこう続く。
このような通貨に新たな使命と目的を与えることで、地元の成長への主導権を人々に与えることができるようになった。
デジタル通貨や暗号通貨の形で地方の通貨をドルと取引することで、税金を払い、また市民の積極的な行動に対して具体的な報酬を得るだろう。
声明で、キム氏は、「地域通貨は、地域経済成長と地域市民参加を促進する次のステップだ」と述べ、「地元の個人商店で1ドル使ってもらうと、そうしたものはすべて地元経済の伸びにつながる」と付け加えた。
Lawmaker Wants New York State to Pilot Local Cryptocurrencies