ロンドン警察、「サイバー犯罪の波」と評されたハッカーから50万ポンドを押収

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裁判官によって「1人によるサイバー犯罪の波」と評された英国人ハッカー、グラント・ウェストは、個人情報および財務情報を盗んで闇サイトに売却し、数十万ドルにも相当する損害をもたらした。

ウェストは、人気の持ち帰り用料理配達サービス「Just Eat」による調査を装い、調査に協力すれば割引券を提供する旨のフィッシングメールを送った。この調査は見せ掛けで、回答者は自らの詳細な個人情報をグラントに返信し、彼はそれらの情報を闇市場に売却していた。

このフィッシング詐欺だけでウェストは18万ポンド、ドルにして24万ドルを奪い、のちにビットコインに変換している。BBCによれば、この詐欺によりJust Eatの運営会社は20万ポンド(26万5千ドル)を負担する。

ウェストはさらに、バークレイズ、アズダ、ラドブロークス、ウーバー、ブリティッシュ・エアウェイズといった大企業を含む100社以上の企業を直接狙い、より多くの顧客データを売却するためにハッキングを行った。

バークレイズへの攻撃では、顧客口座から8万4千ポンド(11万ドル)が消え、銀行は新たなセキュリティー対策を講じるために30万ポンド(40万ドル)を負担した。

同様に、ウェストはAviosアカウントのハッキングによってブリティッシュ・エアウェイズに40万ポンド(53万ドル)の損害を与えた。

彼はそのお金を4万ポンド(5万3千ドル)相当のアウディの購入や数回に及ぶラスベガス旅行、その他の贅沢に使ったと伝えられている。

ウェストは2017年9月に、ロンドン行きのファーストクラスの列車内で逮捕された。ロンドン警視庁サイバー犯罪部門の刑事は2年に及ぶ捜査の終わりの瞬間を慎重に見極めた。

グラントがコンピューターにログインし、厳重に暗号化された仮想通貨ウォレットと闇サイトアカウントからログアウトする前の、確証のあるタイミングを狙った。そうでもしなければ、これらを彼と関連付けるのは困難だっただろう。

警察はウェストのガールフレンドが所有するノートパソコン上で10万人分の財務情報を発見した。続いて彼の自宅を家宅捜索し、700万件のeメールアドレスとパスワードに加え、クレジットカードおよびデビットカード63,000枚分の詳細情報が入ったSDカード、現金2万5千ポンド(3万3千ドル)、ウェストが闇サイトで販売していた大麻500グラムを押収した。

ウェストは「Courvoisier」というユーザー名を使い、最高級のブランデー、盗んだ情報、薬物などを既に閉鎖された「Alpha Bay」で売却していた。彼は5月2日と25日金曜日、詐欺、コンピューターの悪用および薬物犯罪を企てた罪で有罪となり、マイケル・グレッドヒル裁判官により懲役10年8ヶ月を言い渡された。

警察はウェストのガールフレンドのデバイスから50万ポンド(66万7千ドル)相当の不正入手したビットコインを押収し、彼女はコンピューター機器に不正アクセスしたとして社会奉仕活動を命じられた。

しかし、グレッドヒル裁判官によれば、ウェストの160万ポンド(213万ドル)相当の仮想通貨の行方は未だに不明だという。

London Police Seize £500,000 in Bitcoin from “Cyber Crime Wave” Hacker