米国証券取引委員会(SEC)は、ジョージア州立大学において今年6月13日にアトランタでSEC投資家会議を開催する予定だ。
市役所でのイベントに続いて分科会が催され、出席者はSECのメンバーと会い、フィンテック、ミューチュアルファンド、不正防止、および暗号通貨の分野における規制に関する問題についてより非公式な議論を行うことができる。
公式のSECウェブサイトのページでは、次のようにイベントを宣伝している。
ウォールストリートをメインストリートのために働かせる人々を紹介しよう。
青少年、軍隊、都市と農村、退職者、高齢者 – 東南アジア地域の多様でダイナミックな人々 – あなたがたと会うために、5人のSEC委員長が皆アトランタに来ているのだ。
5人のSEC委員長全員が参加していたが、その中には会長のジェイ・クレイトン(Jay Clayton)氏も含まれていた。彼は、4月5日にプリンストン大学において暗号通貨とICOに関して今年の初めにスピーチを行っていた。
ICEが本質的に不正であると思ったかどうか尋ねられたとき、クレイトン氏は「絶対にそうではない」と言って、 SECによって導入された規制は、不正行為者を打ち切り正当なプロジェクトが成功することを可能にすることによって、暗号通貨の分野にプラスの影響を与えることを期待すると述べた。
暗号通貨コミュニティの多くのメンバーは、SECが証券としてビットコインやイーサリアムのような暗号通貨をセキュリティとして分類するよう準備していることを最近気にかけている。
つまり、トークンはユーティリティトークンではなく、基礎となる資産だ。セキュリティ分類は、厳格な税制の規制や、法的に所有したり暗号通貨に投資することができない人でさえ、市場に悲惨な影響を及ぼす。
しかし、クレイトンは、ビットコインではなく、SECが実際に見ていたICOトークンであると言って安心した。一方、イーサリアムの共同設立者は、イーサリアムがセキュリティーとして適格ではないということが彼にとって「非常に快適」であると述べている。
暗号トークンの分類方法やICO投資に関わるプロセスの混乱は、一般的に6月に開催されるような議論が必要な理由であり、SECビットコインとICOセッションは政府の立場を明確にするのに役立つかもしれない重要な法律上の問題のいくつかは、暗号侵害のコミュニティで広く議論されている。