アプリ開発のFuncity社のCEOであり、中国の配車アプリ:Kuaidi Dacheの創設者でもあるウェン・チェン(Chen Weixing)氏は、Uberに相当するブロックチェーンベースのライドシェアリングを構築する計画を発表しました。
2018年Guiyang BigData Expo後のポストイベントで発表された新しいプラットフォームは、WeChatへのチェン氏の投稿によると、中国最大の集団割引アプリの1つであるMeituanの共同設立者ヤン・ヂュン(Yang Jun)氏と共同で開発予定です。
China Money Networkによると、彼は以下のように述べました。
「この配車アプリは、大規模なソーシャルアプリケーションにおいて初めてテストされるブロックチェーンサービスになります。」
アプリケーションを開発するために使用するブロックチェーンプラットフォームは何であるかや、どのようにブロックチェーンの拡張性の問題に対処するのかは明らかにしていませんが、この新しいプロジェクトは、配車アプリの競争力をさらに高めることでしょう。
Kuaidi Dacheは、2012年にチェン氏によって設立されたアプリですが、中国でDidi Chuxingと呼ばれる別の配車アプリにすぐに肩を並べるようになりました。
ベンチャーキャピタルとTencent社やAlibaba社のようなインターネット大手企業の両方が支援した結果、両社は激しい価格競争を行うようになりましたが、2014年にはDidi Chuxingという名前で合併し、中国で最大の配車アプリサービスを行う企業になりました。
同社は後に、Uberを買収し、中国から押し出しています。
ブロックチェーン業界に進出するというチェン氏の計画は、彼が中国で最も声高なブロックチェーン投資家の一人であったため、全く驚くべきことではありません。
今年2月の報告によると、チェン氏はBinanceやHuobiなどの主要な仮想通貨取引所を含む少なくとも12の仮想通貨プロジェクトに投資しています。