最新のadTokenの価格・時価総額・出来高
通貨名 | adToken(アドトークン) |
---|---|
通貨略号 | ADT |
公開日 | 2017年6月19日 |
システム | - |
発行上限枚数 | 10億枚 |
取り扱い国内取引所 | |
取り扱い海外取引所 | Bittrex, |
公式サイト |
adToken(アドトークン)のローソク足リアルタイムチャート
目次
adToken(アドトークン)とは?基本情報
アドトークン(ADT)は、アドチェーンと呼ばれるイーサリアムのスマートコントラクト技術を活用したデジタル広告に関する新しいソリューションで利用される専用トークンです。取引のための暗号通貨と言うよりは、システム維持のために運用されるトークンです。
アドチェーンは、既存のRTB(Real Time Bidding:リアルタイム入札と呼ばれるオンライン広告の入札の仕組み)およびプログラム業界標準をシームレスに統合した、ブラウザにとらわれないイーサリアムベースのデジタル広告ソリューションです。
アドチェーンの核はアドトークンと呼ばれる専用のトークンです。下記に述べるアドチェーンのレジストリへの投票、入金といったアクションを取るために必要とされます。
このアドチェーンレジストリには、アドチェーンの保有者が、広告業者に対して不正か不正ではないか、といった評価が格納されます。所有者は、インセンティブを受け取る代わりに、アドチェーンレジストリに不正なパブリッシャーに対して投票します。これにより、デジタル広告のサプライチェーンを浄化されます。
adToken(アドトークン)の特徴・仕組み
アドトークンの特徴は下記のように3つ挙げられます。
- 不正業者を記録する分散帳簿
- トークン保有者に対するインセンティブ
- アドチェーンの浄化サイクル
不正業者を記録する分散帳簿
アドチェーンレジストリは、イーサリアムのブロックチェーン上に構築された記録簿で、アドトークン保有者が悪質だと評価した広告発信者のドメインを記録・管理することが出来ます。この仕組で重要なことは、レジストリの所有者(=アドトークン保有者)とCPM(オンライン広告において、費用対効果を示す標準的な指標)が切り離されていることです。
これまでのデジタル広告システムでは、CPMを高めようとすると必然的にコストがかかり、企業のファイナンスにとって重要な課題でした。アドチェーンの場合は、ブロックチェーンの参加者はADTでインセンティブを受け取るため、費用対効果の高い広告を、これまでよりも安いコストで利用できることが出来ます。
トークン保有者に対するインセンティブ
アドトークンの所有者は、悪質なサイト運営者(例えばフェイクBotを使った者など)をからサプライチェーンを守ることで、アドチェーンレジストリの完全性を維持すると、インセンティブが付与されます。
また、トークン保有者へのインセンティブはインプレッションの数に依存しません。繰り返しになりますが、この報酬制度によりCPMとトークン所有者へのインセンティブを切り離されています。
分散型ホワイトリストとしての機能
基本的に、広告主は優良なサイト運営者に対して広告予算を使いたいと考えていますので、アドチェーンレジストリは、常に悪質なサイト運営者から守られている必要があります。そこで、アドチェーンレジストリは、デジタル広告のための世界初の分散型ホワイトリストとして機能します。
アドチェーンレジストリが広告主にとって価値がある場合、登録者は帳簿の更新を希望し、非公開のパブリッシャは新しく登録してもらえるよう希望します。 アドトークン保有者は、このサイクルを維持するために、投票することにより悪質な出版社をレジストリから排除するようにします。
adToken(アドトークン)の相場・チャート・高騰/暴落情報
- 取引開始日:2017年7月2日
- 取引開始時の価格:0.04 USD (約0.4.2円)
- 価格動向:2017年末までは0.1 USD以下の価格で推移。2018年に入ると、暗号通貨市場全体の値動きに追従しながら暴騰、暴落を繰り返す不安定な値動きとなっている。対BTCでは取引開始直後は暴騰したもののそれ以降はあまり大きな変動はない。
- 最高値: 0.23 USD (2018年1月8日) 取引開始価格の約6倍
- 最安値: 0.017 USD (2017年11月13日) 取引開始価格の約0.4倍
2017年末までは0.1 USD以下の価格で推移していました。2018年に入ると、暗号通貨市場全体の値動きに追従しながら暴騰、暴落を繰り返す不安定な値動きとなっています。対BTCでは取引開始直後は暴騰したもののそれ以降はあまり大きな変動はありません。
adToken(アドトークン)の買い方・売り方・購入方法・取引所
adTokenの購入できる取引所はこちらです!
取り扱い国内取引所 | |
---|---|
取り扱い海外取引所 | Bittrex, |
adToken(アドトークン)の将来性
アドチェーンは優良な出版社の登録簿として事業を開始していきますが、将来的にはさらに多くのソリューションを提供することを約束しています。
例えばオープンソースで利用でき、世界中の開発者が新しい機能をアドオン出来るような仕組みなどです。デジタル広告の新たなプラットフォームとして、将来が期待できるプロジェクトです。
adToken(アドトークン)の最近のニュース・最新情報・今後の予定
アドチェーンでは、イーサリアムブロックチェーン上に構築されたオープンプロトコルとして、世界中の開発者がコアとなる機能を提供し、使い易さを向上させるdAppと呼ばれる機能の提供を計画しています。
これにより、広告主やサイト運営者が様々なエコシステムを構築し、カスタマイズ可能なdAppを介して広報活動を連携してすすめることが出来ます。アドチェーンに構築されるdAppとして具体的なものとしては、Bot検出、評判スコア、自動支払い配信、DMP(データ管理プラットフォーム)、広告ブロッカー等です。