オーストラリアのデジタル化を進める機関Digital Transformation Agency (以下DTA)は 、国民に対し社会保障福祉の支払いをする際、ブロックチェーン技術を導入するための調査を計画していると明らかにしました。
DTAの最高責任者であるRandall Brugeaud氏は、先週シドニーで開催された協議会にて、ブロックチェーン導入の初期使用として、社会保障福祉の支払いが考えられていると強調しました。
ZDNetによる公式声明では
「我々はオーストラリア全土で社会保障の送金システムの使用事例を期待しており、そして我々の有するデジタルサービスと連携し、来年度までにプロトタイプを持つことに対するユーザー調査を実施する予定です。」
とされています。
社会保障福祉をブロックチェーンで支払うことは、透明性、不変性、効率性の高まりという
重要な長所がオートメーション化することを得られます。
具体的には、オーストラリア政府によると、Centrelink(”大きな変化に立たされている人々へ給付とサービスの提供”を行うオーストラリアの政府機関、保健福祉省の一部)からの支払いに重点を置く取り組みがなされす。
政府のサービスとしてのブロックチェーンアプリケーションの研究費に特化してオーストラリア政府がDTAに対し2018年から2019年度の予算として70万オーストラリアドルを計上したすぐ後に新たな取り組みが明るみに出ました。
「確実に業務を記録するブロックチェーンの可能性を今後調査していき、民間セクターないし民間組織の経験を元に進めていきます。」
とBrugeaud氏は付け加えました。
Australia Plans Blockchain Prototype to Deliver Welfare Payments in 2019