アルゼンチンを拠点とする銀行、Banco Masventasは月曜日からビットコインを使用したクロスボーダーペイメント(国際間送金や決済)を可能にすると明らかにしました。
中南米およびメキシコに力をおくスタートアップのBitex(2014年設立)との提携により、Banco Masventasという地方銀行がSwiftに代わりビットコインを国際間決済に使用をすると伝えています。
Bitexマーケティング責任者のManuel Beaudroit氏はCoinDeskに対し、国内銀行が国際間決済にビットコインの使用を決定したのは初めてのことと確信していると述べています。
今回の声明で、Banco Masventasの筆頭株主であるJose Dakak氏は銀行によるスマートフォンを基盤とするデジタルサービスの強化は同時に銀行のコスト削減につながると確信していると発表しました。
「今回の動きは、海外にいる我々の顧客のため、戦略的なパートナーとしてBitexとの契約し、Bitexのプラットフォームを導入し国際間決済を可能とすることであった」
と同氏は言っています。
現実的にはまだサービスは始まっていませんが(本日より開始)、近々Banco Masventasはビットコインを実際に顧客の取引に使用するだろう、とBeaudroit氏は言います。
Beaudroit氏はCoinDeskに
「顧客が国際間取引を使用する際、当行はBitexをプロバイダーとして使用します。顧客はビットコインを触ったり見るわけではないのでとても透明性が高いと言えます。我々は顧客のプロバイダーとなり、顧客はビットコインに触れることはありません。」
と語りました。
A Bank In Argentina Is Now Using Bitcoin for Cross-Border Payments