仮想通貨がアメリカ合衆国の通貨を「不均一の」システムに押し上げる:連邦準備銀行のブラードが語る

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仮想通貨がアメリカ合衆国の通貨を「不均一の」システムに押し上げる:連邦準備銀行のブラード氏が語る

セントルイス連邦準備銀行総裁のジェームズ・ブラードは、仮想通貨が市場を複雑化していると考えている。

コインデスク主催のブロックチェーン・テクノロジー・サミット、コンセンサス2018でブラードは、中央政府高官として仮想通貨市場は避けるべきものであると表明したかもしれない。

しかしだからといって、多様な仮想通貨取引を個別に行なうことに関心を向けることや、彼がCNBCに語った「一大事」とも言える、取引レートに大きな影響を及ぼすことを諦めたわけではないのだ。

仮想通貨の隆盛は、貨幣が個人的に作り出されていた1830年代を思い起こさせるとブラードは指摘する。デジタル通貨はアメリカ合衆国に「不均一の」通貨をもたらし、問題を引き起こすだろう、と。不均一な通貨は正確な履歴を残すことができず、そうした通貨は歴史上、現れては消えていった。

仮想通貨市場では1,800種ほどが取引されており、毎日新しい通貨が登場していることを考えれば、レートが一貫しないこの市場は消費者に見放されるかもしれない。だがこれまでのところはもちろん、そんな事態は起こっていない。

「市場本位の取引をどのように促進していくのかという重要な社会問題を解決するために、仮想通貨は期せずして、誤った方向を指し示しているのかもしれません」

会議でブラードは言った。

その余波は?

「仮想通貨の波はアメリカの均一化された通貨システムを、国際的に不均一な通貨システムに巻き込もうとしているかもしれません」

彼は日本円とUSドルのような、2種類の仮想通貨間取引に触れている。「それらがどのように互いに取引されるかは、ご存知ないでしょう」

「通貨競争」

そして現在の経済が「通貨競争」に溢れている間は、ブラードはドルに賭けるつもりだ。「ドルは巨大な経済圏と、インフレ率の低い、比較的安定した政治によって支えられており、打ち負かすのは困難です。しかし多くの人々がそれに勝ちたがっています」ブラードはCNBCに語った。

そしてブラードは今のところビットコインや他のアルトコインがUSドルの脅威になるとは考えていない。

イングランド銀行のマーク・カーニーも、仮想通貨が世界経済にシステミックリスクをもたらすとは思っていない。連邦準備銀行のブラードがそれほど心配していない理由は、仮想通貨の取引量の低さと、金融市場の大きさを比較しているからだ。

ただ、ブラードは仮想通貨を完全に否定しているわけではなく、コスト削減が他の手段では難しいことから、国境を超えた取引を加速させると述べている。これはプラスの側面だ。

だが一方で、近い将来にFedコインが発行されないとしても、政策決定者は市場への参加は見送りたがっている。

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