フェイスブックのデビッド・マーカスが新たなブロックチェーンの調査部門を始動
ソーシャルメディア界の巨人フェイスブックが、ブロックチェーン技術の開発に特化したチームを立ち上げている。
構想を指揮するのはデビッド・マーカス、同社のメッセンジャーアプリ部門の副社長で、ペイパルの元社長だ。
「メッセンジャーを指揮した約4年間で信じがたいほどの成果を上げ、新しい挑戦をすべき時だと判断しました。現在は小さなグループを作り、まったくのゼロから、フェイスブックに最適なブロックチェーンの仕組みを開発しています」
と、マーカスは火曜日にフェイスブックに投稿している。
レコードが伝えるところによればチームは十数人程度で、フェイスブックのインスタグラムチームからも技術製品開発スタッフが加わる予定だという。
現段階では新チームがどのような作業を行うのか正確にはわからないが、このニュースはソーシャルメディア界の巨人が記す驚くべき第一歩である。
さらにその前の発言で、仮想通貨取引所コインベースの取締役会に昨年加わったペイパル前社長は、ブロックチェーンコミュニティの「問題がすべて片付けば」、フェイスブックメッセンジャーは仮想通貨決済を受け入れることも検討すると述べている。
ただ、このソーシャルメディア会社はフェイスブックの新しいブロックチェーンチームの設立前に、利用者が信憑性の薄いICOや仮想通貨に関する詐欺に巻き込まれないよう、仮想通貨関連の広告を全面禁止にしている。
Facebook’s David Marcus to Lead New Blockchain Research Unit