最新のSiacoinの価格・時価総額・出来高
通貨名 | Siacoin(サイアコイン) |
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通貨略号 | SC |
公開日 | 2015年6月6日 |
システム | Blake2b |
発行上限枚数 | ー |
取り扱い国内取引所 | |
取り扱い海外取引所 | Bittrex,Poloniex,Abucoins,Hitbtc |
公式サイト | Siacoinの公式サイト |
Siacoin(サイアコイン)のローソク足リアルタイムチャート
目次
Siacoin(シアコイン)とは?基本情報
様々な仮想通貨が発行されていますが、Siacoinはオンラインストレージという点に着目し、サービスを提供している仮想通貨です。2015年6月に発行されており、しばらく前にすでにあった仮想通貨ですが、最近になって脚光を浴びました。
Luke Champine、David Vorickなどが開発をし、仮想通貨の略号はSCです。Pow方式の管理システムを採用し、上限発行枚数が無い通貨です。国内の取引所では、取り扱っていない仮想通貨ですが、最近では海外だけでなく日本国内でも注目されています。
Siacoin(シアコイン)の特徴・仕組み
Siacoinはオンラインストレージに着目した仮想通貨ですので、以下の特徴・仕組みがあります。
- ストレージの貸し出しで報酬が得られる
- サーバーのリスクの軽減
- クラウドサービスが低価格で提供できる
- Siacoinの開発チーム
- Siacoinのコミュニティ
ストレージの貸し出しで報酬が得られる
企業だけでなく個人でも、クラウドサービスを使う場面は増えてきています。ハードディスクなどの場合は、その場所に物がなければアクセスできません。しかしクラウドサービスなら、インターネットに接続されている環境があれば、どこからでもファイルにアクセスできます。
便利に利用できるサービスですが、クラウドサービスは飽和状態とも言われています。それで個人のストレージの余りを貸し出す事ができれば、企業にとっても個人にとっても良いサービスなのではと、誕生したのがSiaです。
個人のパソコンの余っているストレージを貸し出し、その報酬としてSCコインをもらえるという仕組みです。
サーバーのリスクの軽減
従来のクラウドサービスの特徴・仕組みは、大きなサーバーが会社ごとに用意されており、それをクラウドサービスとして提供するものでした。この場合、サーバーが攻撃を受けたり、サーバーそのものが損傷を受けたりした場合にリスクがありました。
他にも運営会社は保存したファイルの中身をいつでも見る事ができたり、サーバーのコストが高くなったりなどと、複数のデメリットが存在していました。しかしSiaの場合は、ブロックチェーンを通してデータを保管するので、不正が行われにくくなります。
ブロックチェーンという技術は今まで一度も不正が行われたり、攻撃を受けて破壊した事がないなどの裏付けがあります。
またファイルが分散して保存されることから、ハッカーに狙われにくい保存方法を取ることが可能になりました。従来のクラウドサービスの常識を覆すサービスを提供しているのがSiaで、そこで用いられる通貨がSCなのです。
クラウドサービスが低価格で提供できる
上記の特徴・仕組みは、今までのクラウドサービスのデメリットを埋めるだけでなく、利用者にとって有利なサービスが提供できる環境にもなっています。サーバーなどを維持していくのには、多くの費用がかかったのですが、このSiaを使ってクラウドサービスを提供すると安価になるからです。
おおよそ従来のサービスの10分の1程度の費用でクラウドサービスを利用でき、コストを削減することが可能です。数十個のノードとして小さなファイルに保存できるので、何かの傷害が起きた場合でも、問題なく復元することができます。
安全性があり、かつコストを削減できる新しいクラウドサービスの在り方としてSiaとSiacoinは注目されています。
Siacoinの開発チーム
Siacoinの開発チームは公式サイトには直接掲載されていませんが、ブログサイトMediumでは紹介されています。
Siacoinのコミュニティ
Siacoinのコミュニティとして、Twitter、Medium、Facebookなどが挙げられます。
The Sia Weekly Update! https://t.co/o2TkJbz1IZ pic.twitter.com/W4aN3riA2e
— Sia Tech (@SiaTechHQ) June 15, 2018
公式Twitterアカウントには10万人のフォロワーがいて、中規模のファンがいることがわかります。
Siacoin(シアコイン)の相場・チャート・高騰/暴落情報
- 取引開始:2015年8月
- 開始価格:0.00002$
- 最高値 :0.09$ 取引開始価格から4,500倍
- 最安値 :0.00001$
- 直近価格:0.01$
Siacoinがどのような推移を見せてきたのか、時系列順に見ていきましょう。
2015年6月発行から
1SC約0.00002ドルと低価格でした。2016年中旬まで、おおよそこの価格帯で安定していました。
2017年
2017年のコンセンサス2017が開催に伴い、仮想通貨に注目が集まりました。今後の仮想通貨の成長に期待が高まったので、SCも価格が上がりました。過去最高の0.02ドルまで成長したので、底値の約1000倍も上昇した計算になります。その後値段が下がりますが、2017年12月現在は回復の兆しを見せています。
2018年
市場全体の盛り上がりに合わせ、1月に最高値となる0.09$を記録します。
Siacoin(シアコイン)の買い方・売り方・購入方法・取引所
Siacoinの購入できる取引所はこちらです!
取り扱い国内取引所 | |
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取り扱い海外取引所 | Bittrex,Poloniex,Abucoins,Hitbtc |
Siacoin(シアコイン)の将来性
2017年は仮想通貨の変動の年になりました。その中でもSCは、2017年だけでも50倍相当の変動を見せた事もあり、注目の仮想通貨です。
新しいクラウドサービスを提供し、ユーザーの利便性を図れるサービスと仮想通貨という事がさらに浸透することが期待されます。低コスト、プライバシーの面での利点、リスクを回避できるなどのメリットがあるサービスです。
今後の成長が期待され、かつ現在低価格なので購入しやすい仮想通貨の1つです。
Siacoin(シアコイン)の最近のニュース・最新情報・今後の予定
SCは技術の面で優れている通貨で、2017年の開発力通貨ランキングで5位に入っています。12月にはハードフォークが行われるというニュースも流れ、市場価格を大きく押し上げる要素になっています。
今回予定されているハードフォークは分裂して、新しい通貨ができるというものではなく、アップデートを行い機能を向上させる目的で行われるものです。機能が向上するということは、多くの人が利用するようになるという期待から、市場価格が向上しています。
アルトコインはハードフォークを行う際に値段が上がる傾向があるので、SCも同じような動きを見せています。実際にハードフォークが行われると機能面でどのようなアップデートが行われるのか期待されます。