最新のFactomの価格・時価総額・出来高
通貨名 | Factom(ファクトム) |
---|---|
通貨略号 | FCT |
公開日 | 2015年9月1日 |
システム | Proof of Stake |
発行上限枚数 | 上限なし |
取り扱い国内取引所 | |
取り扱い海外取引所 | Bit z,Poloniex,Bittrex, |
公式サイト | Factomの公式サイト Factomの日本語サイト |
Factom(ファクトム)のローソク足リアルタイムチャート
目次
Factom(ファクトム)とは?基本情報
Factomとは、データや書類などの情報をブロックチェーン上に保管することができる分散型プラットフォームです。創業者はPeter Kirby氏で、2015年10月に発行されました。Factom内で取り扱われる通貨はFactoidと呼ばれています。
Factomはデータや書類などの記録をブロックチェーンを用いて証明することができます。Factomという名称にはFactという単語が入っています。Factは日本語で事実という意味ですが、事実(Fact)を証明できるということからFactomという名称になったそうです。
Factomはブロックチェーン技術を用いているので情報を正確に記録できることから、近年様々な業界から注目が集まっています。
Factom(ファクトム)の特徴・仕組み
Factomの特徴・仕組みは以下のようになっています。
- データや書類の情報をブロックチェーン上に、保存・証明できる
- 様々な業界からの注目
- Factom Harmonyというプロジェクト
- dLocステッカーの存在
データや書類の情報をブロックチェーン上に、保存・証明できる
Factomはデータや書類の情報をブロックチェーン上に保存し、証明することが可能です。紙の媒体で情報を保存すると、探す手間がかかったり紙の劣化や盗難の可能性がありました。
しかし、Factomを用いることでブロックチェーン上に保存できるようになるので、探す手間が省け、劣化せずに高度なセキュリティで保管し、保存するためのコストの削減をすることが可能になりました。
ブロックチェーンのセキュリティの高さから、何かを証明する時にはブロックチェーンの記録を参照すればよいということになります。
また、Factomではブロックチェーン上にそのまま情報を保存するのではなく、ハッシュ値のみを保存します。ハッシュ値が保存されていれば、元のデータの証明が可能になります。
これにより、ブロックチェーン上の容量を圧迫することなく大量にデータを保存し、軽量化のため高速で取引が可能になります。
様々な業界からの注目
Factomは高度なセキュリティで情報を保管できることから様々な業界から注目を集めています。何かの証明や書類の保管が大量に必要な業界からは特に注目を集めています。
Factom Harmonyというプロジェクト
Factomには、住宅ローン業界が非常に注目しています。住宅ローンをする際には不動会社や金融会社との取引があるために、膨大な書類が必要となります。しかしFactomを用いることで全てブロックチェーン上に保管することが可能となります。
Factom Harmonyは主に住宅ローン業界に向けてのパッケージとなっています。Factom Harmonyを使用することで住宅ローンの際の全ての書類やデータや証明がFactomのブロックチェーンに記録されます。
これにより住宅ローンの際、かなりの効率化が可能となります。また、何かトラブルが生じた際もブロックチェーンを参照するだけで確認が取れるので、時間が短縮でき、書類を保管する費用も削減することが可能です。
また、実際にFactomは米国土交通省とビル&メリンダ・ゲイツ財団と共同で住宅ローンの市場にブロックチェーンの技術を活用することを計画しています。
dLocステッカーの存在
FactomはSMARTRAC社と提携してdLocステッカーという技術を開発しました。dLocステッカーには出生証明書や医療記録などの、政府や銀行、病院、大学などが発行する紙の媒体にある重要な個人情報を、Factomのブロックチェーンと関連付けて取り込むことができます。
dLocステッカーには特別なセキュリティチップが埋め込んであるので、これとブロックチェーン技術を用いることで、重要な情報も高度なセキュリティで保持することが可能です。
これにより紙の媒体で何かを証明することなく、dLocステッカーのみでブロックチェーン上にある個人の重要な情報に安全にアクセスし、証明することが可能となります。
Factom(ファクトム)の相場・チャート・高騰/暴落情報
- 取引開始日:2015年10月6日
- 取引開示価格:0.21$
- 直近価格:43.37$
- 最高値:43.37$(2017年12月26日)
- 最安値:0.072$(2015年12月12日)
2015年の間はほとんど価格の上昇はなく、低迷していて12月12日には最安値の0.072$を記録します。
2016年になると2015年より上昇と下降が激しくなっていき、全体的に上昇しています。
2017年には5月あたりから急激に上昇し、6月27日にはそれまでで最も高値の33.47$を記録します。これには米国住宅ローン市場がFactomの技術を採用することが決定したことが背景にあると思われます。
その後急激な上昇と下降を繰り返し、12月26日には初期の価格の約200倍となる43.37$を記録します。
Factom(ファクトム)の買い方・売り方・購入方法・取引所
Factomの購入できる取引所はこちらです!
取り扱い国内取引所 | |
---|---|
取り扱い海外取引所 | Bit z,Poloniex,Bittrex, |
Factom(ファクトム)の将来性
Factomは上記のような特性や、初期の価格から約200倍の値がついているようにかなりの盛り上がりを見せています。
Factomを用いることで、第3者の機関を通すことなくスムーズに証明することが可能となります。それによりコストが抑えられ、迅速な取引が可能となるでしょう。
また、上記の住宅ローンの例のように様々な企業や団体がFactomを利用した計画をしていく可能性もあるので、これからも盛り上がりを見せるでしょう。
Factom(ファクトム)の最近のニュース・最新情報・今後の予定
最近のニュース、今後の予定
-
Factomブロックチェーン・ベースの「利用記録管理システム」をカウラとアトリスが共同開発で合意(2017年6月13日)
- Factomと米国土交通省、ビル&メリンダ・ゲイツ財団ら共同で住宅ローンの市場にブロックチェーンの技術を活用することを計画(2017年6月)