ブロックチェーン技術がVRや視覚効果のグラフィックレンダリング処理を向上する可能性

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クラウドベースのグラフィックスレンダリングサービスを提供するOTOY社は「使われていないGPUで構成される分散ネットワークを利用して高速で効率的にグラフィックスレンダリングを行うブロックチェーンベースのレンダリングプラットフォーム」RNDRを発表した。

これは仮想現実(VR)のレンダリングと配信を誰でも簡単にできるようにするものだ。

今回RNDRはブロックチェーン開発企業であるzeppelin_osおよびDecentralandと提携することを発表した。

両社の上級役員を構成するのは、ハリウッドでディレクターとプロデューサーを務めるJ. J. Abrams氏、Brave社とBasic Attention Token社の創設者Brendan Eich氏、RNDRの諮問委員会の代理人Ari Emanuel氏だ。

「OTOY社が開発したRNDRネットワークは、ストリーミングの登場以降に私たちが体験しているのと同じように、娯楽を作り出す方法に大変革をもたらすでしょう。

RNDRやブロックチェーンベースのコンテンツ配信の追加の影響を受けない娯楽やメディアがあるとは思えません」

Emanuel氏はBitcoin Magazineとの会談の中でこのように述べている。

RNDRは没入型仮想環境の未来を加速し、コンテンツクリエーターがP2Pネットワーク上でグラフィックカードの処理能力をクラウドソースできるようにしたいと考えている。

「RNDRのコンセプトはここしばらくの間準備中でしたが、これまでに得られた反応は励みになるものです。複雑なレンダリング処理を民主化するという私たちの使命を果たす絶好の位置にあるのです」

OTOY社のJules Urbach CEOはこのように述べている。

VR技術や拡張現実(AR)技術が普及するに連れて、複雑なシーンを処理するGPUへの要求水準も増している。

GPUへのアクセスを手頃な価格で提供するという課題に対処するため、RNDRはオープンでグローバルな分散化レンダリングシステムを構築し、ハリウッドスタジオや一般のコンテンツクリエーターが高性能GPUレンダリングツールを利用できるようにしようとしている。

イーサリアムブロックチェーンで動作し現在αテスト段階のレンダートークン(Render Token:RNDR)プラットフォームは今年後半にリリースされる見込みだ。

「(RNDRは)GPUベースの複雑なレンダリング処理をP2Pネットワーク上で分散処理することで、エンドユーザーが簡単に3D環境、3Dモデル、3Dオブジェクトのレンダリングとストリーミング処理を行えるようにするものだ。

さらにレンダーネットワークは最終的にクラウドソースの3Dプロジェクトを含むデジタル著作権の管理へと進化し、デジタル的なアイディア、資産、応用に資金提供するための、誰もがアクセスして利用できるような活気のある新たな市場を作るだろう」

RNDRのホワイトペーパーにはこのように書かれている。

「使われていないGPUの完全に分散化されたネットワークを作るという計画は、2009年のOTOYプロジェクトの立ち上げから約10年間準備してきました。

私たちのコンセプトを実現する技術を用いることで、グラフィックカードの処理能力をクラウドソース化し3Dオブジェクトとホログラフィー環境を容易にレンダリングできる、これまでにない良い位置にいます。

Brave、Zeppelin、Decentralandのような有名なブロックチェーン関連企業と提携することで、私たちが思い描く広大な分散化ネットワークにさらに近づくことになります」

Urbach氏はBitcoin Magazineにこのように述べた。

Zeppelin_osは分散環境アプリケーションの開発と管理のためのOSを提供する。このOSはさまざまなツールやサービスのオープンソースプラットフォームで、最初はイーサリアムブロックチェーンの上に構築されたが、いずれは他のブロックチェーンに拡張する予定だ。

Zeppelin_osは分散化されたウェブ上で動作する未来のアプリケーションにとって中心的な構成要素となることを目指しているが、アプリケーションから標準的な共通機能を関数コールできるブロックチェーン上のスマートコントラクトライブラリを提供する予定だ。

「次世代のスマートコントラクトインフラストラクチャーを構築するという私たちの使命の達成に向けてRNDRと提携することを誇りに思います」Zeppelin SolutionsのDemian Brener CEOはこのように述べている。

「RNDRの諮問委員はスマートコントラクトを利用した経済を作るという私の使命を理解してくれており、その一員となることを誇りに思います」Brener氏はBitcoin Magazineとの対話でこのように述べている。

「私たちはクラウドレンダリング技術のRNDR分散ネットワークがZeppelin_osでサポートされる主要アプリの一つとなることを楽しみにしています」

Decentralandはイーサリアムブロックチェーンを利用したVRプラットフォームだが、ユーザーはこの上でVRコンテンツやアプリケーションを体験し、作成し、収益化することができる。

DecentralandのユーザーはRNDR GPUネットワークを利用してDecentralandプラットフォーム上での資産の生成を推進できるようになるだろう。

「私がRNDRの諮問委員に加わることにしたのは、委員らがオープンで分散化されたメタバースを作るという私の使命を理解してくれたからです」Decentralandの共同創設者Ari Meilich氏はこのように述べている。

「私たちはRNDRプラットフォームを立ち上げることで、DecentralandのコンテンツクリエーターがGPU処理能力をP2Pネットワークに貸すことができるようになればと思っています。

RNDRは利用可能なGPUのプールを、パブリッククラウドと比べて1千倍から1万倍に増やせる可能性を持っています」

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