最新のWavesの価格・時価総額・出来高
通貨名 | Waves(ウェーブス) |
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通貨略号 | WAVES |
公開日 | 2016年6月12日 |
システム | Proof of Stake |
発行上限枚数 | 1億枚 |
取り扱い国内取引所 | |
取り扱い海外取引所 | Bittrex,Tidex,,Exmo,Liqui,Hitbtc,Livecoin,Coss |
公式サイト | Wavesの公式サイト |
Waves(ウェーブス)のローソク足リアルタイムチャート
目次
Waves(ウェーブス)とは?基本情報
WAVESは2016年6月に公開された、リップルの技術を応用して開発されている仮想通貨です。発行上限枚数は1億枚です。仮想通貨の略号はWAVESで、Sasha Ivanovによって開発されました。
独自のブロックチェーン上に、DEX(分散型の金融取引プラットフォーム)を備えています。Waveのプラットフォーム上で、法定通貨に送金したり、トレードをしたりする事が可能です。
ユーザー同士で通貨の交換を行い、取引所などの中央管理者がいないという点が特徴になっている通貨です。
なお、コインネクストによるWAVES開発者、開発チームへの独占インタビューはこちらから。
※速報!2018年1月24日、アメリカ格付け機関「Weiss」による仮想通貨レーティング(格付け)が発表され、WAVESは「C」を獲得。なお、その他の同ランクは「リップル(XRP)」「リスク(LSK)」など。
Waves(ウェーブス)の特徴・仕組み
WAVESは以下の特徴・仕組みがあります。
- 法定通貨の取引が可能
- Nxtから分裂した通貨
- トークンを誰でも作成可能
- Lease Proof of Stake(LPoS)の採用
法定通貨の取引が可能
※WAVESウォレット内の分散型取引所(DEX)画面
Waveのプラットフォームを使い、法定通貨とのやり取りが可能です。例えば、円からドルに交換したいときも、WAVESを介して通貨を交換できます。
リップルも同じように法定通貨のやり取りができるのですが、違いとしてWAVESでは取引情報がすべてブロックチェーンに記録されています。分散型取引所で取引でき、ブロックチェーン上で実行されることもあり、高速で取引が完了します。
現在WAVESで入金できる取扱通貨は
- WAVES
- BTC
- ETH
- LTC
- ZEC
- USD
- Euro
となっています。
Nxtから分裂した通貨
Nxtから分裂した通貨ですので、多くのアイデアはNxtから来ていると言っても過言ではありません。始まりは2016年の初めにNxtの方針転換があった事でした。
コミュニティ内に議論が生じ、結果として対立する事になり、WavesのICO宣言が行われました。SuperNETなどの通貨に携わっていたメンバーもいるので、機能面での類似している面もあります。
トークンを誰でも作成可能
知識がない人でも簡単にトークンを発行できる特徴を持っています。インストールからアカウントを作ること、最後にトークンを発行するという簡単な手続きです。さらに1WAVESという安い手数料でトークンを発行できるのも魅力です。
また自分のトークンだけを扱うシステムを構築できるのも特徴になっています。
Lease Proof of Stake(LPoS)の採用
※WAVESウォレット内のLeasing画面
Lease Proof of Stake(LPoS)というアルゴリズムを採用し、発掘作業を行うのではなく、Lease(貸出)を行う事で報酬を得られる仕組みになっています。高額な電気代がかかる発掘作業ではなく、自身が持っているWAVESを貸し出しする事で報酬が得られるのもこの通貨の特徴・仕組みです。
資金は必要ですが、よりリスクが少ない報酬を得る方法になります。
Waves(ウェーブス)の相場・チャート・高騰/暴落情報
WAVESは発行以来どのような価格推移になってきたでしょうか?主な動きを見ていきましょう。
2016年6月の発行時
1WAVES約1.3ドルまで値段を付けた瞬間がありましたが、その後0.15ドル近辺にとどまります。
2017年5月からの上昇
5月に入り急に価格が上昇し始めました。多くの仮想通貨が人気を集め価格が上昇しましたので、WAVESも影響を受けたと言えるでしょう。元の値段の30倍以上の価格になり、時価総額でも20位以内にも入りました。
2017年9月
その後最高値のおよそ半分にまで値を下げ始めます。10月頃まで1WAVES約3ドルで安定しています。
2017年12月
12月に入ってから急に高騰を見せています。最高値の17ドルにまで上昇した時があり、急成長している通貨です。
Waves(ウェーブス)の買い方・売り方・購入方法・取引所
Wavesの購入できる取引所はこちらです!
取り扱い国内取引所 | |
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取り扱い海外取引所 | Bittrex,Tidex,,Exmo,Liqui,Hitbtc,Livecoin,Coss |
Waves(ウェーブス)の将来性
WAVESは使い勝手の良い、さらにセキュリティの面で安心できる仮想通貨と言えるでしょう。現にICOやクラウドファンティングでよく使用されていることからも分かります。
発行時には、クラウドファンディングで資金集めを行い、最終的に約1600万ドルを集めた成功したクラウドファンティングを行いました。このことから多くの投資家もこのプラットフォームや通貨に期待を込めているのが分かります。
今後の改良で、さらに使い勝手がよくなるのが期待され、通貨としての価値が高まることも期待できます。 提携面で有利になる材料がたくさんあり、多くの企業との提携が行われています。
例えば、ロシアの証券保管振替機関のNSDとも提携しており、デジタルブロックチェーンプラットフォームを共同で開発しています。その他の企業とも提携しており、サービスの提供やコンテンツや技術開発を共同でしていることは、WAVESの通貨としての可能性だけでなく、企業も興味を示している事を明らかにしています。
Waves(ウェーブス)の最近のニュース・最新情報・今後の予定
WAVESの最近のニュースや今後の予定は以下の通りです。
- マイクロソフトのAzureでWAVESが使用可能になりました。
- 大手会計事務所のデロイトCIS社との提携
- ロシア証券保管振替機関(NSD)との提携
- バーガーキングロシアがWavesプラットフォーム内で独自通貨を発行
このようにWAVESは独自の機能を備えているプラットフォームがあるので、多くの企業とも提携を行いさらなる技術向上を目指しています。大手ハンバーガーチェーンのバーガーキングも独自通貨を発表するなど、今後の動きにも注目です。
今後の予定されていることもあります。
- スマートコントラクトやメッセージ機能の搭載
- 匿名送信の機能
仮想通貨の利便性を向上させる新しい機能の搭載も予定されています。これらの機能が搭載されれば、WAVESはさらに使い勝手がよく、セキュリティも安心できる通貨として取り入れられていく事でしょう。
今後どのような動きを見せ、新しい機能が追加されるのか、またそれを受けて市場はどう反応するのか目が離せない仮想通貨です。