最新のStellarの価格・時価総額・出来高
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Stellar(ステラ)とは?基本情報
Stellar(Lumens)(ステラ・ルーメン)は、Stellar.org(ステラ)が発行する仮想通貨です。
2018/04/13現在、時価総額8位の非常に期待されている通貨です。
Stellar.orgは非営利団体であり、貧困と戦い、個人の可能性を最大限に引き出すことができる低コストでハイスピードの金融サービス・ネットワークの構築を目的としています。
この為、取引手数料は非常に低く設定されており、初回発行量の5%の留保や一般およびBlackRock(世界最大級の資産運用会社)、Google.org、FastForwardなどの支援企業からの寄付で運用コストをカバーしています。
また設立時には、スタートアップ企業であるStripe(ストライプ)から資金提供を受けました。 2014年にステラ・ネットワークが設立され、当初の通貨単位Stellar(ステラ/STR)で1000億STRが発行されました。 2015年には、ネットワークのアップグレードに伴い、通貨単位がLumen(ルーメン/XLM)に改められました。
2017年5月から注目を集め始め、価格が上昇しました。10月にIBM、KlickExとの提携が発表されると、さらに注目度は高まり、安定した価格変動を見せてきたXLMにとっては急騰と言えるポジションに上昇しました。
※速報!2018年1月24日、アメリカ格付け機関「Weiss」による仮想通貨レーティング(格付け)が発表され、リスクは「C」を獲得。なお、その他の同ランクは「リップル(XRP)」「リスク(LSK)」など。
Stellar(ステラ)の特徴・仕組み
それではStellar Lumensのポイントを説明していきます。
- 個人向け送金・金融サービス
- 分散化ネットワーク
- 複数の通貨との高速価値交換
- 運用開始時に1000億XLMを発行
- ステラの開発チーム
- ステラのコミュニティ
個人向け送金・金融サービス
リップルのように低コスト・ハイスピードの金融サービスは他にもありますが、ステラとそれらはサービスの対象者が異なります。
リップルは主に企業向けの国際送金サービスを提供しますが、ステラは一人一人の個人向けのサービスになります。
そのため、ステラはリップルがベースとなって開発されていますが、対象が企業など決済額が大きくないため、リップルより早い決済スピードが実現されています。
また、ステラは個人向けの送金サービスであるため、毎年1%ずつ通貨発行量が増えていきます(後述)
ステラ・ネットワークの仕組み(分散化ネットワーク)
ステラ・ネットワークは世界各地のサーバーに分散化されており、それぞれのサーバーに全世界共通の台帳があります。各サーバーは、2〜5秒毎に台帳の取引記録を相互に検証します。これにより、世界中どこでも、いつでも簡単で安全な仮想通貨取引を行うことができます。
また、一つのサーバーにサイバー攻撃などの問題が発生しても、他のサーバーからのフォローが可能な為、ネットワーク全体が影響を受けることはありません。
複数の通貨との高速価値交換
ステラ・ネットワークは、未来の銀行取引の構築を目的としています。
例えば、あなたが米ドルで所有している資金を友人にユーロ(EUR)で送金する場合、ステラ・ネットワークを経由するとコスト削減が可能です。このネットワークを経由すると、台帳にはアンカーによって元となる通貨単位(米ドル/USD)でクレジットとして記録されます。
アンカーは米ドル、ユーロ、豪ドル(AUD)、ビットコイン(BTC)などの複数の通貨とステラ・ネットワークとの橋渡しとなり、任意の通貨に変換します。
この際の取引手数料と為替レートは非常に低く設定されており、他のどの方法よりも低コストで複数の通貨を使った送金ができます。各サーバーが取引を検証・承認する速度はわずか2〜5秒です。
運用開始時に1000億XLMを発行
Stellar Lumensは、マイニング非対応の仮想通貨です。マイニングで発行量が増加することがない為、発行上限は設けられていません。運用開始時に1000億XLMが発行され、その後毎年1%増加していきます。これは、個人向けサービスだからこそ通貨のインフレが起こらないように設計されています。
また、運用費用をカバーする為に初回発行量の5%が留保されていますが、このパーセンテージは他の仮想通貨に比べると極端に低くなっています。逆に言えば、発行量の95%は市場で流通しており、この流通量の多さの為に価格変動が小さく抑えられています。
ステラの基本コンセプトである未来の決算システム開発の為、あらゆる通貨との価値交換を容易にする為に意図的に価値を安定させていると言われています。
ステラの開発チーム
ステラの開発チームは公式サイトから確認することができます。多くの方がTwitterやLinkedInなどのソーシャルメディアに登録しているので、情報を負うことができます。
On April 19th, @JedMcCaleb will be discussing his journey as @StellarOrg Founder and outlining the road ahead for Stellar. This event is hosted by @baypayforum. See more details here: https://t.co/QExiaZDOpI #Stellar #Blockchain https://t.co/FMSTgyoYxQ
— Stellar (@StellarOrg) April 12, 2018
Twitterの公式アカウントは頻繁にツイート(更新)されています。フォロワーは22万人で、界隈でもかなり大きいコミュニティです。
ステラのコミュニティ
ステラの公式コミュニティとしてはTwitter、Slack、Reddit、そしてFacebook Groupの4種類があります。
また、非公式ですがステラのフォーラムもかなりアクティブユーザーが多いです。更新頻度も数時間に一度なので、質問などあればだれか答えてくれそうな位アクティブです。
Stellar(ステラ)の相場・チャート・高騰/暴落情報
- 開始時期:2014年8月
- 開始価格:0.002$
- 最高値 :0.85$ 取引開始価格から425倍
- 最安値 :0.0015$
- 直近価格:0.24$(2018/04/13)
2014年8月 取引開始
- 取引開始時の価格:USD0.002976
- 運用開始時に1000億STR(当初の通貨単位)を発行。以後、毎年1%増加
2015年4月 貨幣単位を変更
- ステラ・ネットワークのアップグレードに伴い、貨幣単位をStellar (STR)からLumen (XLM)に変更しました。
- 価格はUSD0.004986となり、開始当初の約1.7倍に。
2017年12月 価格高騰
- 2017年5月から急激に価格が上昇し、12月にはUSD0.27884に達しました。
- 開始当初の約9.4倍に!
2018年
- 1月には仮想通貨市場の盛り上がりがピークになり、最高値となる0.85$を記録しました。これは取引開始価格から400倍以上の高騰となります。
- その後価格は落ち込み、0.3$前後を推移しています。
Stellar(ステラ)の買い方・売り方・購入方法・取引所
Stellarの購入できる取引所はこちらです!
取り扱い国内取引所 | |
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取り扱い海外取引所 |
Stellar(ステラ)の将来性
- メリット1:プロジェクトが支持されやすい
- メリット2:送金速度が早い
- デメリット1:似たような通貨があると差別化が難しい
2017年に仮想通貨全体が盛り上がりを見せ、様々な通貨が取引され時価総額が一気に増えました。ステラもその一種で、最高13位までになりました。そして、2018年4月現在では人気通貨MoneroやDash、Tronを抜いて8位にランクを上げています。
プロジェクト自体も明確で、国際送金サービスはどのような人にも必ずニーズがあるのでこれからも通貨自体の人気も上がるかもしれません。投機対象として見ても、取引は増えていくと考えられます。
未来の銀行取引システムの開発を目的としており、新しい決済システムとしての評価は高く、今後社会に浸透する可能性があります。大手企業との提携は、その期待をさらに高めています。
Stellar(ステラ)の最近のニュース・最新情報・今後の予定
2017年10月
Today's partnership announcement with #IBM and #KlickEx represents a significant milestone for #Stellar! Read more – https://t.co/71bKQs7ITW pic.twitter.com/lEkxfIsJfA
— Stellar (@StellarOrg) October 16, 2017
2017年10月、Stellar.orgは、大手企業IBMおよび為替取引プラットフォームのKlickExと、ブロックチェーンベースの国境なき決済ソリューション開発の為の提携を発表しました。
このソリューションの中核となるのは、2014年以来、ステラが構築してきた技術であり、未来の決済システムの開発という開始当初からの目標に大きく前進したと言えます。