最新のEOSの価格・時価総額・出来高
通貨名 | EOS(イオス) |
---|---|
通貨略号 | EOS |
公開日 | 2017年7月1日 |
システム | Delegated Proof of Stake |
発行上限枚数 | 10億枚 |
取り扱い国内取引所 | |
取り扱い海外取引所 | ,Bitfinex,Huobi,Hitbtc,Bit z,Gate,Liqui,Ether delta,Mercatox,Livecoin,Yobit,Coss,Tidex |
公式サイト | EOSの公式サイト |
EOS(イオス)のローソク足リアルタイムチャート
目次
EOS(イオス)とは?基本情報
EOS(イオス)は、高速トランザクション処理を可能にするEOS.IOというソフトウェアを開発するためにICOをした、イーサリアムを用いたトークンです。
EOS.IOソフトウェアを開発するblock.oneによって、EOSは2017年7月にリリースされました。block.one公式サイト
2018/04/11現在、時価総額6位で、非常に流通・期待されている通貨です。
EOS(イオス)は、リリース直後から、時価総額TOP10に入ったことで大きく注目されました。一般的にトークンは、企業やプロジェクトの資金調達のために発行されることが多いですが、EOSもEOS.IOソフトウェアの開発資金調達のために発行されました。
EOS.IOソフトウェアは、既存のブロックチェーンプラットフォームが導入されていない、大企業の業務サポート用の「分散型アプリケーション」特化のプラットフォームです。
非同期通信と並行処理によって、1秒当たりに何百万ものトランザクションを実行可能にする、というのがEOS.IOソフトウェアの強みです。ちなみにビットコインは1秒あたりに5前後、イーサリアムは15前後のトランザクション量なので、圧倒的な取引量が実行可能であることがわかります。
※速報!2018年1月24日、アメリカ格付け機関「Weiss」による仮想通貨レーティング(格付け)が発表され、イオスは「B」を獲得。なお、その他の同ランクは「イーサリアム(ETH)」など。
EOS(イオス)の特徴・仕組み
EOSの特徴・仕組みとしては次のようなものがあります。
- 1秒あたりの取引量が多く、手数料がない
- ICOが非常に長期間であった
- 利用用途が一切無く、48時間以内に移転不可能となる
- EOSの開発チーム
- EOSのコミュニティ
1秒あたりの取引量が多く、手数料がない
冒頭の基本情報でも述べた通り、EOSプラットフォーム上での取引量は仮想通貨全体でもトップレベルの多さを誇ります。具体的には1秒あたりで数百万以上と言われています。
比較する例として仮想通貨のキングであるビットコインやその次の人気を誇るイーサリアムは、1秒あたり10件前後です。これでは、もし仮想通貨が認められ今の法定通貨や電子マネーのように使われるとしても、取引量の多さに遅延してしまったり手数料が高くなってしまうことは間違いありません。もしそうなると人々はわざわざ仮想通貨を使わなくなるでしょう。
また、取引量がとても多く国際送金のために世界中の企業に採用され始めているリップルでさえ、その取引処理能力は1秒あたり1500件です。EOSの取引処理能力が圧倒的であることがわかります。
また、EOSには取引の際の手数料がありません。取引の手数料だけでなく、EOSプラットフォーム上でアプリケーションを構築する際も手数料がかかりません。通常、仮想通貨を送金や決済に使う場合、ビットコインであってもイーサリアムであっても0.数%前後の手数料がかかります。これらの手数料がないということは、ユーザーにとっても企業にとっても非常に使い勝手の良い通貨になります。
ICOが非常に長期間であった
企業がトークンを発行して、資金調達をすることをICO(Initial Coin Offering)と言います。通常、その期間は1か月前後であることが多いのですが、EOSは何と2017年7月1日から350日間にわたって配布されるというのですから、非常に長期間の配布です。
利用用途が一切無く、48時間以内に移転不可能となる
これがEOSの最大の特徴・仕組みです。
通常、組織や企業が発行したトークンを購入した人は、そのトークンを売ることで差益を得たり、保有することで配当を得たりすることが出来ます。しかし、EOSには利用用途は定められておらず、EOSのプラットフォーム上で利用する事も出来ません。
そして、購入したEOSは48時間が経つと、購入した人から他の人へ移転することが不可能になります。つまり、現時点ではEOSを購入しても、何にも使うことが出来ないだけでなく、売って利益を得ることすら出来ないのです。
このようなことから、EOSは一般的なトークンというよりは、プロジェクト実現のための寄付と考えた方がしっくりくるかもしれません。
EOSの開発チーム
公式サイトには開発チームの情報は載っていませんが、こちらのICObenchというサイトにはEOSのコアメンバーが紹介されていました。また、チームだけでなくEOSの概要、ロードマップなども詳しく紹介されています。
チームパートナーであるBrock PierceさんはEOSだけでなく暗号通貨やブロックチェーン技術界隈ではそこそこ有名な方なようです。ビットコインファウンデーションなどでも活動されています。
EOSIO Hong Kong Meetup Recap on our #EOSIO blog https://t.co/mpx3l194LY
— EOS (@EOS_io) April 6, 2018
Twitterの公式アカウントでは、ブログの更新や最新情報などが発信されています。フォロワーは13万人以上で、仮想通貨の中でもそこそこ大きい組織であることがわかります。
EOSのコミュニティ
EOS Community Forumというフォーラムが最も大きい掲示板コミュニティになります。更新頻度は活発で、ほとんど毎日行われています。EOS dApp-collection(非中央集権分散型アプリケーション)というスレッドでは閲覧数が7.3k(7,300)となっております。
EOS(イオス)の相場・チャート・高騰/暴落情報
- 開始時期:2017年7月
- 開始価格:1.03$
- 最高値 :18.16$
- 最安値 :0.48$
- 直近価格:6.38$(2018/04/11)
2017年 7月1日 取引開始
EOSは2017年7月1日のリリース当初は、約1ドルでした。3日には5ドルまで高騰しました。
2017年 9月 停滞期
取引開始後の熱狂が醒め、0.5ドル程度の水準にまで下がりました。
2017年 12月 価格高騰
仮想通貨バブルの波に乗って上昇に転じました。12月19日には約12.4ドルと、最高値を更新しています。7月の取引開始時からは約12.5倍、2017年9月の最安値から約25倍も上昇したことになります。
2018年
1月には仮想通貨市場の高騰がピークになり、最高値となる18$を記録しました。取引開始価格から18倍の高騰となります。
4月現在は、市場全体の落ち込みもあり、6$前後を推移しています。
EOS(イオス)の買い方・売り方・購入方法・取引所
EOSの購入できる取引所はこちらです!
取り扱い国内取引所 | |
---|---|
取り扱い海外取引所 | ,Bitfinex,Huobi,Hitbtc,Bit z,Gate,Liqui,Ether delta,Mercatox,Livecoin,Yobit,Coss,Tidex |
EOSを購入するには、海外取引所「Binance(バイナンス)」から購入する必要があります。購入方法は以下の通りです。
- 「bitFlyer(ビットフライヤー)」に登録
- 国内取引所でビットコインを購入する
- Binance(バイナンス)に登録する(Binanceの登録方法はこちら)
- Binance(バイナンス)へビットコインを送金する(Binanceの送金方法はこちら)
- EOSを購入する
以上の順番となります。国内取引所の登録が完了していれば30分程度で購入することが可能です。
EOSの購入できる海外取引所「Binance(バイナンス)」
▼おすすめのポイント
- 世界No.1の取引量・仮想通貨取扱い数!
- 取り扱い通貨100種類以上!(日本は最大でも15種類前後)
- 日本の取引所で取引されていない通貨が取引できる!
- 日本語対応していて、初心者でも簡単操作!
- 手数料が0.05%でお得!
- 日本の取引所と違い、登録したその日からトレードができる!
- もちろん無料!
登録方法や送金方法がわからない場合はこちらを見ながら進めると簡単です♪
Binanceの登録方法 | Binanceの送金方法
EOS(イオス)の将来性
- EOSのメリット1:最高レベルの取引量の多さ
- EOSのメリット2:多くの取引所で扱われているため、流動性が高い
- EOSのデメリット1:いつ価値がなくなってもおかしくない
EOSの発行元のプロジェクト自体は非常に有望なものです。しかし、上でも述べたように、EOSを購入しても使い道がないばかりか、転売して差益を得ることすら出来ません。
将来的に、EOSがERC20(イーサリアムを用いたトークン)規格のトークンと互換性を持つ可能性に期待を寄せる投資家の声もありますが、発行元が明言しているわけではないので、実現する確証もありません。
ERC20とは…イーサリアムプラットフォームにおける一種の技術的ルール・基準のことです。これのおかげで、ICO(Initial Coin Offeriing;プロジェクトチームによる資金調達)の際など、様々なユーザーにメリットがあります。
「ERC20という基準があることで恩恵を受ける」のは、トークン開発者、取引所、トークンユーザーです。
EOSのホワイトペーパーには、「EOSトークンは、価値を有さない可能性がある。購入者は投じた全額を失う可能性もある。」と大文字で強調されています。
仮想通貨バブルやICOブームで、仮想通貨やトークンが投資対象として身近になった分、詐欺や悪質な案件のリスクも増しています。EOS自体は、詐欺というわけではありませんが、「話題性や価格推移だけを見るのではなく、ホワイトペーパーや発行元HPで情報収集しなければ痛い目に遭う」という教訓が導かれるかと思います。
EOSのICO開始からわずか18時間で、約16億円もの資金が調達されたということからも、現状の仮想通貨市場の投機的動きが強い傾向がわかります。
2018/04/11追記:現在EOSは2017年から比べ人気が増え、時価総額6位の通貨となっています。
理由としてはこれまでと同じように、トークン自体に価値がなくてもプロジェクトに価値があるためユーザーは何かを期待しているからだと考えられます。また、現在はトークンに価値はありませんが、この先EOSプラットフォーム上でユーザーが何かに使えたり、48時間以降でも移転が可能になったりするかもしれません。
とはいえ、まだまだ先が不明な通貨なので取引には注意が必要です。
EOS(イオス)の最近のニュース・最新情報・今後の予定
2018/04/11追記:仮想通貨の将来を予測するwebbotというサービスがあり、そのサービスによるとEOSは2018年の春に高騰すると発表されています。
このサービスは過去にビットコインキャッシュなどの高騰も当てているため、今回の予想されている通貨もとても期待されています。とはいっても、webbotは人々の心理をメディア上で読み取って反映させているだけなので、精度としては本当に予測できているかは不明です。
仮想通貨としてのEOS(EOSトークン)の発行元であるEOSプロジェクトは、最新版のプラットフォームEOS.IO Dawn 2.0 を2017年12月4日にリリースしました。今後も、EOSプロジェクトによるプラットフォームのアップデートは続いていくでしょう。
しかし、EOSトークン自体は、資金調達のためのものであり、「利用用途が無く、48時間後には移転不可能になる」という点からも、ほぼ完成形であると言えます。
今後、EOSトークンに何か動きがあるとすれば、
- プラットフォームEOS内外で利用用途が設けられる
- 購入後48時間以降も移転可能になる
- EOSトークンの保有量に応じてプラットフォームEOSが割り当てられる
- 他のイーサリアム・トークンと互換性を有するようになる
といったところでしょうか。もし、これらが実現するならば、その時にはEOSの価格にも大きな影響があると考えられます。