人気の高い暗号通貨市場データサイト、コインマーケットキャップ(CoinMarketCap)が初のモバイルアプリをリリースした。
同サイトは2013年の開始以来5周年を迎えており、アップルのアイフォンユーザーのみが利用可能な同アプリのリリースが火曜日に行われた。
CoinMarketCapには、数百のコインとトークンの価格と取引所の取引量データが掲載されている。アレクサ(Alexa)の世界ランキングで174位にランクされ、世界で最もアクセスされたサイトの1つになっている。
アプリのリリースとともに出版された同社の記事によると、CoinmarketCapは2018年時点で累計6,000万回のユニークアクセスを受けている。
ブランドン・シェ(Brandon Chez) CEOは、発表でこのように述べた。
「このサイトは過去5年間で本当に進化した。 私たちはこの5周年記念日のことが頭にあったので、ユーザーのために何か大きなことをするのは良いことだと考えた」
CoinMarketCapのアプリはアイチューンズ・ストア(iTunes Store)から無償で提供され、広告も含まれている。それは執筆の時点で12の評価を得、それらのすべてにおいて5つ星の評価だった。同社はまた火曜日に新しいロゴを発表した。
デジタル資産への関心が高まるなか、CoinMarketCapは競争の激化に直面している。
歴史あるデータプロバイダであるトムソン・ロイターズ(Thomson Reuters)は、データを提供するにあたってビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、リップルを追加した。
同社は、CoinMarketCapに次ぐアクセス数を誇る競合のCryptoCompareのデータに基づいてインデックスを提供している。