リップルの即時国際送金のブロックチェーンに新たな銀行が参加
リップルの世界的な法人向けブロックチェーンネットワークが、オマーンの金融機関であるドファール銀行を新たなメンバーに迎えることになった。
火曜日の発表において、オマーンの首都マスカットを本拠地とするドファール銀行は、銀行、支払い機関、そして金融機関など全世界で100以上の機関が関わっている法人向けブロックチェーン、リップルネットに参加することを裏付けた。
支払いに関するリップルのブロックチェーン技術を導入することは、海外への送金時に顧客の「時間と資産」を守ることにつながると、銀行側は述べている。
ドファール銀行の最高情報責任者タリク・タハ氏はこう付け加えた:
これによって、我々は国境を越えた送金を即座にストレスなく、かつ安全に、支払い過程をすべて目に見える形で提供することができます。
銀行がリップルのxCurrent、すなわち海外への支払いをすべて追跡可能にし、即時清算もできる法人向けのブロックチェーンソフトウェアを選択するかどうかはわからない。
もう一つの選択肢は、リップルのトークン作成可能な仮想通貨XRPを用いて、国際取引にリアルタイムの流動性を持たせるxRapidだ。
今年すでに送金業務の大手ウエスタンユニオンは、リップルのブロックチェーン試験プログラムでXRPを使用することを正式に発表した。ドファール銀行がそれを使うかどうかはまだ明らかにはしていない。
効率性、安全性、そして透明性に焦点を当てながら、「この戦略は顧客により良い体験をしてもらうために、デジタル技術と刷新をその中心に置いた、ドファール銀行の継続的な変革プランの一部なのです」とドファール銀行は伝えている。
この動きは銀行のデジタル化戦略の一部だが、ドファール銀行はこれより前に、インド最大のインドステイト銀行が始めた多国家間のブロックチェーンコンソーシアム、バンクチェーンにも参加している。
Ripple Adds Another Bank to Instant International Payments Blockchain