ナスダックの最高経営責任者(CEO)は、同社が将来、暗号通貨交換所を創設する可能性があると発表した。
この話題は、CNBCとのインタビューの場で明らかになった。インタビュー中、CEOのアデナ・フリードマン(Adena Friedman)氏は、この構想に対して積極的な姿勢を表明した。
フリードマン氏は、「ナスダックは暗号交換所創設を検討することは間違いないだろう」と述べ、続けてこう話した。
我々が暗号通貨について、投資家にとって公正な機会を提供するために法規制の整備された市場創設に向けて準備ができている中で、残るデジタル通貨の課題は、通貨として成熟するまでにどれくらい時間がかかるかになるだろう。
この状況においておそらく人々は『法制度の整備された暗号通貨市場を設置したいのか?』と問うだろう。それに対して答えるとすれば、まちがいなくナスダックはその方向に向けて動くということになるだろう。
ナスダックがすぐにでもこのようなサービスを開始する見込みはないが、同社は暗号通貨技術そのものについては疎いわけではない。ナスダックは、いくつかのブロックチェーンに焦点を当てたETFやその技術に重点を置く上場企業に加えて、ブロックチェーンのスタートアップチェーンと長年の関係を築いている。
以前にも報告されているように、同社は特許出願を通じて実証した通り、テクノロジーアプリケーションに取り組んできた。たとえば同社は10月、取引を追跡しポジションをクリアする手段としてブロックチェーン技術を採用したデータマッチングシステムの特許を取得した。
Nasdaq ‘Would Consider’ Creating a Crypto Exchange, Says CEO