価値のインターネットの展望

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SFの映画やテレビ番組は喉から手が出るほど欲しい未来の技術でいっぱいだ。いくつか例を挙げると、USSエンタープライズのワープを利用したタイムトラベル、衛星エンドアで速いバイクを駆るストームトルーパー、プリクライムを用いた心理犯罪予防システム、USSプロメテウスに乗船する高知能アンドロイド、といったものがある。

しかしそのような映画でも未来の決済技術のことになると物足りないものがある。思いつきで信用取引したり、珍しい商品を物々交換に使うことを別にすると、大方のSFでは未来の支払いの方法とその理由についての無限の可能性を無視している。

もちろん、未来の技術のように見えるものでも既に実現しているものもある。今はスマートウォッチをかざすだけで自動販売機でコーラを買ったりレジで商品代金を支払ったりできる。アプリを使ってレストランの支払いをその場で割り勘にできる。リゾート地や大型客船ではルームキー、クレジットカードなどの機能が盛り込まれたウェアラブルが用意されている。

しかしこれらはデバイスやローカライズされた支払いの新機軸に過ぎない。今でも難しいのは完全に新しい今までにない方法で支払うことだ。遠距離間での決済、特に国境をまたいだり異なる通貨間での決済も、既存の決済インフラでは遠距離での決済は絶望的に遅く高価で手間が掛かるために難しい問題となっている。

幸いにも、登場しつつある価値のインターネットは決済体験を根本的に改善しつつある。情報のインターネットの金融版である価値のインターネットとは、情報と同じように簡単に価値を交換できるようにする能力のことだ。

ウェブ上で情報にアクセスできるスピードが知識を拡大してきたように、価値のインターネットは金融サービスのコストを下げ、送信のスピードを上げ、世界中のどこへでもアクセスできるようになる。価値のインターネットは金融を効果的に民主化するだろう。

ある一日

スマートウォッチとアプリの向こうに、価値のインターネットがもたらす機能的な変化とは何か? 例を挙げると少額決済と海外決済がある。価値のインターネットがいつもの朝をどのように変えるのかを考えてみよう。

午前6時30分

スマホから突然カスタマイズした歌が流れる。スウェーデンのヘビメタバンドの友人に冗談半分で作ってもらった「目を覚まして」を聞いて、目覚ましを止め忘れていたことに気付く。さらに痛いことに、スマホがこの曲を演奏したことでそのバンドのPayPalの口座にスイスフランで直接少額決済を行ったのだ。

午前7時25分

シャワーを浴びて着替えをし、まともに朝食を取る時間もなく玄関に急ぐ。食器棚からプロテインバーの最後の一本を取るとパントリーアプリと連動した棚のセンサーが空きができたことを認識し、追加が必要かどうかをたずねるメッセージをスマートウォッチに送信する。

プロテインバーで口がいっぱいなので声で応答するよりも了承ボタンを押すほうが簡単だ。パントリーアプリは決済し、プロテインバーを補充するようコスタリカの会社に直接再注文する。すると注文を受けた会社はAmazonのドローンで配達するよう注文する。代金は事前の設定に基づいて自動的に米ドルで引き落とされる。

午前7時55分

Lyftの自動運転カーで空港に向かう途中、自分のアカウントの「追い越し優先度」を確認する。車は追い越し斜線に移り前にいる車に少額支払いを発行し、道を譲ってくれないかとたずねる。幸いにもみんな寛容で支払いを受け入れたので時間通りに空港に到着できる。

午前8時15分

出発時刻まで余裕を持って到着したので、この先の旅行の予定を立てることにする。ヨーロッパ各地の生産立地を訪れるのに必要な書類とチケットは揃えたが、wifiの受信範囲を確認するのを忘れていたことに気付いた。

だが問題ない。スマホのアカウントをカントリーホッピングして、手元の全デバイスで国ごとのwifiアカウントに自動的にロックするようにできる。iPadやノートPCの電源を入れると、スマホやスマートウォッチでも同じだが、自動的に現地のプロバイダにつながって希望した通貨で直接決済される。

午前11時37分

海の上を飛んでいるところだ。目の前のスクリーンの電源を入れて顧客エントリーの書類を完成させる。何回かスワイプするとフォームに自動入力され、税関通過を早めるためにGlobal Entry EUアカウントを更新するよう促される。

端末は決済を要求し米国内の法人カードを画面にかざす。ブリュッセルのプロバイダはすぐにユーロ建ての資金の領収書を確認し、申請の更新を承認する。

上の例では、お金は情報と同じくらい早く移動しただけでなく、価値のインターネットが注文にすぐに資金を提供し通貨をまたいだ送金を可能にしている。今のところ同じような両替をしようとすると資金移動が完了するまでに数週間かかることがある。

マクロ経済のレベルで見ると、価値のインターネットは流動性を高めるので、商品や取引に掛かるコストを下げる圧力となる。今日の国ごとのシステムでは企業や銀行は取引に備えるため、ビジネスを行う国ごとに地元の通貨で大量の資金を準備しておかなければならない。

このような預金を不要なものにする価値のインターネットは、突如として大量の現金を解放し経済活動においてもっと有効に使えるようにしてくれる。

ここで紹介した例はそれ自体SF物語のネタのレベルにも達していないかもしれないが、価値のインターネットがどのようにして私たちの日常生活を根本的に改善し世界経済を劇的に作り変えるのかという事例である。

もちろん、このような可能性を実現するためには皆で育てていく必要がある。価値のインターネットを単独で構築できる企業はない。初期のころのウェブの成長と同じように、多くの当事者が協力し連携する必要がある。私たちは自分の役割を果たしデバイスメーカー、金融機関などと協力し、価値のインターネットの実現することをとても楽しみにしている。

協力することで取引をより簡単で早く安価に提供でき、完全に新しい可能性を持った世界を切り開くことができる。そして価値のインターネットは、自動車やウェアラブルなどの技術革新で使われるアプリに組み込まれる形で、リドリー・スコットの次の作品でカメオ出演することになるかもしれない。

リップル・XRP・Rippleはマイニングの仕方に特徴のある通貨です。リップルコインを手にするには採掘をするのではなく、「World Community Grid」というガンなどの研究開発に貢献することでXRPがもらえる仕組みです。

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