ビットメイン、米国での仮想通貨マイニングに前進

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中国の仮想通貨マイニング大手、ビットメインは米国ワシントン州でのマイニング施設設立に向けて一歩前進した。

ワラワラ郡の経済開発当局The Port of Walla Wallaは、ビットメインが新たな仮想通貨マイニング施設を建設する土地の借地契約と購入権を満場一致で認可した。同社の子会社であるAnt Creekは10エーカーの土地を賃借し、1年後にこれを購入する権利を得た。しかし、当初計画していたもう30エーカー分の購入権は契約からは削除された。

この契約を成立させるにはAnt Creekはこれから契約条件に同意する必要があると地元新聞のUnion Bulletinは報じた。これがうまくいけば、同社は1月あたりおよそ4,700ドルの賃料を支払う。

ビットメインは正式にはこの企業を子会社として公表していないが、先に報じたように公的な企業登録情報リストにはビットメインCEOのジハン・ウー氏がAnt Creekの唯一の経営者として記載されている。

Union Bulletinによれば、同社取締役のジェフ・スターンズ氏は聴聞会でAnt Creekは2人のCEOが別々に運営するブロックチェーンの会社であり、人口知能の会社でもあると説明した。さらに彼は、ビットメインの名前は出さずに同社を世界最大の仮想通貨マイニング施設だと述べたと伝えられている。

ワラワラ郡は北アメリカで最も電気料金が安い地域の一つだ。住民はこの会社が地域で消費するエネルギーの規模に対し懸念を表明した。

Union Bulletinによれば、地元住民のロブ・リンカーン氏は「(Ant Creekは)電気を絞り取って経営者の富を築くだけで、地域にはなんの恩恵もない」と語った。

聴聞会は緊張した雰囲気で、住民の1人は公衆意見聴取中に付き添われて退出したという。また別の地元住民は仮想通貨全般を批判した。

「(仮想通貨は)正当なビジネスでは使われていない。」ペダー・フレトハイム氏は当局検査官に言った。「使われているのはただ2つ、トランザクションの隠蔽と投機だ。」

仮想通貨マイニング企業は安価な余剰エネルギーのある地域にすぐに群がるが、地域の抵抗にあうことが増えている。

ワシントン州の別の場所では、当局が地域の配電網への影響を考慮して新たな仮想通貨マイニングの操業を停止すると発表した。

同様にしてカナダのケベック州も最近、電力会社のイドロ・ケベックに対し膨大な電力需要が見込まれるマイニング企業からの利用申請の検討を停止するよう指示した。

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