コラボレーションツールのGraphiteとStealthyが分散化コンビを結成

Translate this article into English

2018年5月最新! ▼当サイトで申込みが多い取引所

【1位】「GMOコイン」【10ヶ月連続1位!レバレッジ取引で人気!】

【2位】「bitflyer」【日本最大級取引所・人気No.1】

【3位】「ビットバンク」【セキュリティ対応No.1】

シェアする

FacebookやLinkedIn、Googleのような大企業が私たちのデータをどのように扱っているかについての関心が増しつつある中、ブロックチェーンベースの2つのアプリが自分のデータを完全に管理できる生産性向上ツールを提供するために協力することとなった。

2018年4月12日に両社は、Google G-suiteの分散環境版となるGraphite Docsが分散化管理アプリのStealthyと統合したことを発表した。これにより、Graphite Docsのユーザーは単一の画面上で友人や同僚とドキュメントを閲覧したりチャットしたりできるようになる。

「この統合のおかげで、Google DocにGoogle Hangoutsのモジュールを組み込めるのと同じように、GraphiteドキュメントにStealthyモジュールを組み込めるようになります」

Graphite Docsの作者Justin Hunter氏はBitcoin Magazineにこのように語った。

その仕組み

Graphite DocsはGoogle G-suiteに似たドキュメントと表計算のウェブアプリで、電子メールの代わりになる「conversations」も含まれている。Graphite Docsはファイルを共有したり編集したり連携したりするのに使える。

しかし、Hunter氏が指摘するように、大きな違いはGoogleでは作成したデータすべてにアクセスできるのに対し、Graphite Docsは作成したデータをまったく見ることができないことだ。

Graphite Docsでも作成したデータはクラウド上にある。そのクラウドはDropboxだったりAmazonだったり、Googleでさえあるかも知れない。だがクラウド上のデータは暗号化され復号鍵はあなたのデバイス上だけにあるので、あなた自身がデータを管理できる、というわけだ。

「例えばGoogleがあなたの作ったドキュメントを見たいとしましょう。でもGoogleは復号できず、見られるのは暗号化された意味不明なデータだけです。あなただけが自分の持っている鍵で復号できるのです」

Hunter氏はこのように述べる。

Stealthyはメッセージング、画面共有、ビデオチャットなどの機能を提供するピア・ツー・ピアの通信ツールだ。Stealthyも同じようなプライバシー機能を提供するが、その理由はどちらのアプリもBlockstackで動いているからだ。

Blockstackは分散化アプリ用ネットワークでビットコインのブロックチェーン上で動作する。Hunter氏はGraphite DocsとStealthyの連携は2つの分散化アプリが統合する最初の例であることを好んで指摘している。

Blockstack

Blockstackプラットフォーム上のアプリはブラウザからアクセスできるが、アプリ自体はBlockstackソフトウェアと共に自分のローカルのコンピュータ上で動作する。BlockstackソフトウェアはID情報を格納しており、Blockstackアプリにアクセスするのに使う。

「Graphite Docsにアカウントを作ると、Blockstackは自己証明型身分証明を作成しビットコインのブロックチェーンに書き込みます」とHunter氏は述べる。BlockstackはこのID情報を使ってプラットフォーム上で利用するアプリごとに暗号鍵を生成する。

Blockstackでは暗号化されたデータを自分のコンピュータ上に置くか、Blockstackのサーバー上に置くかを選べる。Graphite Docsでは暗号化したデータを保管するクラウドサービスを選べるようになっている。

この方法を使えば、Blockstackにデータを保管する以外に複製を作ることで単一障害点対策とすることができる。

次に来るもの:企業向けツール

Graphite Docsの一般向けバージョンは、Stealthyも含め無料で提供される。Hunter氏は、将来の展望として学校やNGO、企業や研究所向けの有料版を作り、そのような組織でも自分で作成したデータを自分で管理できるようにすることに目を向けている、と述べている。同様にStealthyも幅広い方面で利用されるように機能を追加しているところだ。

Hunter氏はGraphite Docsの唯一の従業員だ。これまで彼は何でも自分で管理しプロジェクトに対する外部資本は受けていない、と述べている。Stealthyも同様に創業者のPrabhaav Bhardwaj氏とAlex Carreira氏が独力で運営している。

Collaboration Tools Graphite and Stealthy Create a Decentralized Duo