ASRockは、仮想通貨のマイニングに特化した4つのグラフィックスカード(GPU)を販売する予定です。
同社は先週、AMDのRXシリーズに基づいてPhantom Gaming Seriesを発表しました。ASRockアメリカの従業員は、コインデスク(CoinDesk)に、RX570シリーズのバージョンである4枚のカードが「マイニング専用」であることを認めました。従業員が追加した5番目のRX570 8G OCバージョンは、その製品のゲーム向けのバージョンになります。
これは、先月VideoCardz.comが計画中の商品を強調するかのように、ツイッター上にプレゼンテーションのスクリーンショットを投稿した後に確認されたものです。
2013年にマイニング特有のマザーボードをリリースしたASRockの動きは、エネルギー集約的なマイニングプロセスで、この技術を使用するマイナーによるGPUの需要を活かそうとするものです。
この需要により、AMDとNVIDIAのような企業は、売上高の増加を目の当たりにしています(両社とも、仮想通貨のマイナーは顧客基盤の一部を形成するに過ぎないと発言しています)。
PCGamerのレポートによると、RX570シリーズでは、AMDのRadeon Software Adrenalin Editionを利用する予定です。以前に報道されたように、AMDは発表に先立って、仮想通貨のマイニングプロセスをより良く扱得るようにドライバーアップデートしました。
ビットコインマイニング向けのハードウェアの世界最大手メーカーであるビットメイン(Bitmain)は、同日、イーサリアムや他のイーサリアムベースのコインなどの仮想通貨に特化した新しい特定用途向け集積回路(ASIC)を発表しました。7月に出荷予定のAntminer E3は、中国に本社を置く同社が注文の受付を開始すると同時に、すぐに売り切れになりました。
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