英国のジョングレン(John Glen)財務相は月曜日、ビットコインのような仮想通貨の潜在的なリスクを探ることを目的に、新たな調査を開始すると発表しました。
ロイター通信の報道によると、同大臣は以下のように述べました。
「今後のfintech戦略において、政府は、これらの問題を詳細に熟慮していくため、金融庁とイングランド銀行とのさらなる協力を発表するだろう…英国は、fintechにとって世界で最良の場所であり、私の義務はこのことが真実であるとかくにんすることである。」
グレン財務大臣は、ロンドンのイノベーティブ・ファイナンス・カンファレンスで、仮想通貨の”爆発的な成長”に起因して発生する種々の懸念を具体的に挙げました。同時に、彼はfintechの実験とブロックチェーンテクノロジーを導くグローバルハブとしてのロンドンの地位を確保することを目指すと述べました。
グレン財務大臣は、2017年は英国のFintech部門で過去最高を記録し、13億ポンド(およそ18億ドル)の投資を集めた、と付け加えました。この資金の半分以上は海外からのものであり、英国規制当局がブロックチェーンプロジェクトを引き続き歓迎する明確な動機となっています。
民間セクターを越えて、イングランド銀行(BoE)は、仮想通貨に関して、おそらく世界で最も強気な中央銀行の1つです。
2017年12月、イングランド銀行のマーク・カーニー(Mark Carney)首席は、2017年12月に、ビットコインの価格動向が世界的な経済安定を脅かすとは思わないと述べていました。
そして、昨年4月、BlockChain企業を歓迎するfintechアクセラレータを務めるイングランド銀行は、ブロックチェーンテクノロジーを利用して、次世代の決済システムの構築を計画していると語りました。