もし暗号通貨取引所やICOチームがもう少し賢かったら…

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オズの魔法使いの解釈はいろいろあるが、新しいと思われるものは暗号通貨とブロックチェーンの世界に関連付けたものだ。

ドロシーはアーリーアダプターと信奉者を象徴している。ブリキの木こりはベビーブーマー世代で、違う時代を考慮して描かれており、ゆっくりと徐々に錆び付くことを表現している。臆病なライオンは、借金と抵当で経済的に恵まれない労働者と、産業経済に固執し変わることに気が進まない貨幣制度の両方を表している。

そして、かかしは… すぐ後で説明しよう。

しかし、ドロシーが歌っているように、「虹の彼方に」より良い場所があり、私たちにとってそれはブロックチェーンだ。

しかしその前にオズの魔法使いを詳しく調べる必要があるだろう。そしてここでのたとえ話では魔法使いは全能の政府だ。L.フランク・ボームの書いたこの物語から少し外れるが、この魔法使いは見た目そのままに強力だ。しかしそれでも彼のことを怖がる必要はない。あなたが正しいことをしている限りは。

オズの世界に存在する邪魔者は作り物、つまり無くても良い矛盾するものだ。ドロシーと彼女の仲間は単に内面だけを見ていればよく、彼女たちを連れ戻そうとする邪魔者に打ち勝つために必要なものは最初からずっと彼女たちの内面にあるものだった。

同じことは暗号通貨やブロックチェーンにも言えるかもしれない。

もしブロックチェーンの革新者が透明性を保ち、責任感を持って行動し、自分達の行いを説明できるなら、議会、SEC、CFTC、FinCEN、州規制当局などのアメリカ政府を含む政府はブロックチェーン技術の成長と発展を止めるためにできることは何も無い。

しかしオズの魔法使いにあるように、自己発見を終えてそのような能力が既に自分の中にあることを認識するには、旅に出る必要がある。

規制当局はこちらに向かって来つつあり、規制は足元に迫っている。従って、魔法使いに備えるために、規制当局が考えていることは何か、ブロックチェーンの次の段階に向けてどのように準備すべきかを理解する必要がある。

第一のかかし:暗号通貨取引所

3月7日にSECはデジタル資産を取引する非合法な可能性のあるオンラインプラットフォームに関する声明を発表した。この分野に携わるかかしの一群はそのことを悪い方向に誤って解釈した。

規制当局よりもまともで賢いという考えに愚直に固執するかかし達は(頭が良ければ、自分で思うほど賢くないと自覚するだろうが)、SECの規制はICOトークンを取引する取引所だけに適用される、と判断した。

規制内容を注意深く読んでみればいい。SECはアメリカを拠点とする取引所に対してそのような制限を置いていない。

オンライン取引プラットフォームは、投資家がいわゆるICOで提供されるコインやトークンを含むデジタル資産を売買する一般的な方法となっている。このようなプラットフォームは、投資家にデジタル資産の迅速な売買手段を提供する、とたびたび主張している。

このようなプラットフォームの多くは売買人を一ヶ所に集めて、価格設定された注文を表示し、取引を実行し、取引データを提供する自動化システムに投資家がアクセスできる場所を提供する。

Coinbase、Kraken、Bittrex、Poloniex、Gemini、HitBTCのような取引所がこのことに対抗する賢い方法が一つだけある。あなたに説明責任があり透明性がありあなたのプラットフォームに起こることに対して責任を持てることを、口で言うだけでなく行動で証明することだ。

私はある取引所について疑念を抱いていたが、最近訴訟例が増えてきた。そのような取引所を提訴したのがたとえ私の会社であっても別の会社であっても、アメリカを拠点とする取引所の実態が明らかになりつつある。平均的なユーザーが自分だけが取り残されるという不安に囚われる中で、スタートアップ企業は顧客の流入に対する準備ができていなかった。

CoinbaseのBrian Armstrong CEOとKrakenのJesse Powell CEOは共に新規ユーザーの流入に対処できないことについてこれまで大々的に述べてきた。どちらも正しく舵取りをしようとしている。

SECがドアをノックしている今、規制を遵守していることを証明できる企業がこの革命の次の段階に生き残ってリーダーとなるだろう。

熟練者向けの高品質な手順を定めていると何年にも渡って主張してきた取引所がある一方で、2017年はそれが誤りであったことを証明した。州および連邦の定めた規制を採用し、適合し、準拠する取引所が支配的になっていくだろう。

2017年6月、Kathryn Haun元連邦検察官(2016年のTedXでの彼の話を聞いて、私は暗号違反関連の詐欺行為から投資家を守ろうと思い立ち、今に至っている)がCoinbaseの理事会に加わったとき、同社はデジタル通貨を購入するのに最も安全で信頼性の高い取引所だと宣言し、規制や法令に深く関与していることを挙げた。

ここで疑問に思うのは、Coinbaseとその会員は基準に従って行動してきたのか、ということだ。民事訴訟や政府の規制機関は2018年以降にこの疑問に対する回答を提供しようとしている。

最近報告されたように、SECは、偉大で強力なオズの怒りを呼び起こした取引所、ICOの発起人、弁護士、その他の暗号通貨関連の専門家に対して召喚状を送りつけるという電撃戦を実行した。しかし召喚状を受け取った人は、取引所に対するSECの発言に応えるのと同じく、無視を決め込んでいる。

称賛すべきはBittrexで、利益では4番目の規模(ブルームバーグによると一日に約2百万ドルの利益を上げている)のこの取引所は声を上げている数少ない取引所の一つだ。アメリカに本拠を置くデジタル通貨取引所としてBittrexはデジタルトークンの堅固なレビュープロセスを実施して、同取引所が扱うトークンはアメリカの法律に準拠しており有価証券とは見なされていないことを保証している、と主張する。

しかし顧問弁護士が書き上げる宣言によくあるように、同社は弁解の余地がないか探している。トークンが有価証券ではないと断定するために、Bittrexに対してではなくトークンの発行主体に対する外部機関の助言を必要としている、とBittrexは言い続けている。

避けられない事態が生じ、Bittrexが販売してきたトークンが、Bittrexが販売を認可されていないか販売が法的に認められていない未登録の有価証券だ、とSECが判断すると、Bittrexは自社を非難するのではなく、トークンを発行したことに対してトークンの発行会社とトークン発行主体の外部弁護士を非難することになるだろう。

第二のかかし:ICOチーム

自分たちは著名な弁護士や法律事務所から支持されているSAFTを利用するという、より安全で保守的な手段を選んでいると考えていた企業は、ちょっとの間に、SECが自分たちに狙いを定めていることを懸念するようになってきた。

同様に、彼らはアメリカ財務省からのプレッシャーを感じているが、財務省のFinCEN部門は最近、通貨に代わる別の種類の価値と引き換えにICOコインやトークンを含む両替可能な仮想通過を売却する開発者は「資金転送者」で、財務省に適切に登録し、マネーロンダリング防止規則などの規制や許可要件に従う必要があり、従わない場合は投獄される、としている。

自分たちはSAFTを利用することで政府の規制を回避できると考えていたかかしの第二のグループが呼び出される中で、Polsinelli法律事務所で高く評価されている弁護士は最近、ニューヨークで開かれた公の会議の場で、SAFTは「ゴミだ」と簡潔に発言した。

私はその評価に同意する一方で、その名が示すとおりSAFTが重要なのではない。それぞれのSAFTはユニークなもので異なる形で書かれている。

しかし、他の人がしていたからといって、それが合法的なことだとか、弁護士が承認する責任があるとか、ICOの発起人が当てにするものだということにはならない。SECとIRSは、一般的なSAFTフレームワークを利用するICOをそれぞれ調査し、発起人が規制に準拠しているかを判断する必要があるだろう。

そしてSAFTがどのように見えるかに関係なく、特にSECは、ICOを以前は奨励していた取引と、投資家が資金を調達するために何を信じるようになったのかについても注目しようとしている。2017年の浅薄なICO市場において、投資家は金持ちになれると信じさせられていたことを私たちは皆知っている。

SECとIRSもまたおそらく、ICOを可能にしている弁護士、会計士、顧問がどのように報酬を得ているのかに注目している。報酬がトークンだったとしても彼らは受け取っただろうか?

まったく効果的なことだが、SAFTを推奨する法律事務所の多くは最近譲歩して、トークン化されたサービスのプリセールスは有価証券に関する法律に準拠する必要があることを認めたが、その彼らがかつては顧客に対してその必要はないとアドバイスしていたのだ。ほとんどの人は投資家が自分達を狙っているということを信じていない一方で、SAFTを利用するICOに取り組んでいたほかの人たちは関心を持っているはずだ。

オズの魔法使いの話に戻ろう。本の中で描かれるドロシーの靴は映画に出てくるようなルビーレッドではない。銀の靴だ(私の好きな色だ)。結局、彼女が安全で快適な家に戻るにはこの銀の靴さえあればよかった、ということが分かる。

法律への準拠を成し遂げるのはかかとを3回鳴らすことほど簡単ではないかもしれないが、確かにそれは能力の範囲内でできることだ。やってみよう。そうすると我が家ほど良いところはないことに気づくかもしれない。

If Crypto Exchanges and ICO Teams Only Had a Brain…