テレグラムICOに関する報道を信じるなら、初の数十億ドルのトークンセールが差し迫っているかもしれません。
ロシア人起業家のPavel Durov氏が作り上げた暗号化メッセージアプリであるテレグラムは、記録的な8億5,000万ドルというICOの売り上げ記録を達成しましたが、見込みのある投資家にメールを送り同社が2度目のプライベートプレセールを行うと知らせたということです。技術系の報道社であるThe Vergeが伝えました。
同報道は匿名の情報源からの引用として、2度目のテレグラムICOプレセールは1度目とほぼ同じ額を集め、ICOの一般公開前にもかかわらず合計資金調達額は16億ドル以上になると伝えました。
しかし、テレグラムが自社のトークンセールに資金を惹きつけることに苦労していないように見えるにもかかわらず、多くの従来の仮想資産投資家らは傍観したままです。
2013年に設立され、アメリカ初のビットコイン投資企業と自称しているPantera Capitalは、同プロジェクトに透明性が欠けていることを不安視してテレグラムICOへ参加を拒否しています。
「ブロックチェーン技術、特に仮想通貨にとっては、やろうとしていることをオープンにし、可能な限り多くの人々が欠陥が無いか確認できるようにすることが非常に重要です。」
「彼らのように、非公開で秘密裡にし仲間の批判にさらされないように運営していると、ネットワークを破壊するような些細なバグが内部に存在する可能性があります。」
とPanteraのデータサイエンティストであるCharles Noyes氏は述べました。
他の投資会社は、大部分のプロジェクトとは大きく異なり、テレグラムがICOを通じてどの程度の資金を調達をしようとしているかを議論する際に、大きく異なる数字が提示されていることに懸念を表明しています。たとえば、2度目のプレセールのニュースは多くの投資家を驚かせました。
一方、開発者らは、ネットワークが1秒間に100万件のトランザクションを処理するとの主張を含むTelegram Open Network(TON)の目標を達成する能力をテレグラムが持っているかついて非常に懐疑的になっています。
$1.6 Billion: Telegram ICO Ups the Ante for Record-Setting Token Presale