Bitcoinの採掘者らは「発電所地帯の要」に群がる

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ワシントン州ワナッチー市は、水力発電に適した広大な土地であることから1920年代に地元日刊紙が「発電所地帯の要」と呼んでいたが、近頃はbitcoin採掘者が集まるところだ。

ワシントン州を流れるコロラド川に作られたダムは水力発電で有名で、低価格の電力を作り出していることは、大量の電力を消費するデジタルコインの生成に関心を持つ人々には魅力ある特色となっている。またワナッチーには、DellやYahoo,マイクロソフトのデータセンター施設が置かれており、暗号通貨の流行は最近この地域を席巻している。

bitcoinの採掘は通常24時間年中無休で行われ、またサーバーがオーバーヒートしないように強力な冷却システムを必要とするため、膨大な電力が要る。ワナッチーでのbitcoin採掘者の採取率はキロワット時当たりで0.02~0.03ドルと低い。この町に敷かれているインターネットの回線は太く、また夜は肌寒いのでサーバーの冷却に一役買っている。

ワナッチー市のフランク・クンツ市長はウォールストリートジャーナル(WSJ)紙に次のように語った。
「UPSやFedExの配達人に何を運んでいるのか聞いてみると、bitcoin採掘マシン一式だ、と答えると思う」

bitcoin採掘プロジェクトで使用する電力回線は非常に太いので必要な電力量が倍加し、この地域での電力インフラをさらに増強する必要が出ている、とWSJ紙は示唆している。例えば、市の公益事業担当者によると、ワナッチー市が属する郡ではサービスへの要求は「驚異的」だ。

現在、政治家らが合衆国のインフラ再構築について議論しているのは良いことではある。しかし電力配電網を見直さなければ、電力の要求量が発電システムの能力を上回り、電力の供給停止や、下手をすると火花が飛ぶことになる。

CNBCは先月、国内で最大規模の施設を持つ地元のbitcoin採掘事業所を訪れた。Salcido Enterprises社は2014年から運用しており、1日あたり7 BTCものコインを採掘している。彼らは事業を拡大中で、夏には1日当たり50 BTCまで増やすことを目標にしている。

Salcido社にはさらにライバルが登場しようとしている。WSJ紙の記事によるとこのパイプラインには4つのプロジェクトがぶら下がっており、それぞれの容量は100メガワットで、これは数万世帯分の電力に匹敵する。その一方で数百件の申し込みが舞い込んでおり、昨年のbitcoin価格の記録の余波を受けてその数は過去最高に達した。

IMFの反応

IMFのクリスティーヌ・ラガルド専務理事は最近、bitcoinの採掘プロセスを「エネルギーを無駄に消費する産業だ」と批判した。しかし多くのbitcoin採掘事業所は、豊富な代替エネルギーを有し、電力網にあまり負荷が掛からず、他よりも電気代が安い場所を探している。

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