仮想通貨の資産管理はエクセルでできる?初心者から上級者まで必見

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仮想通貨は、ビットコインなどのメジャーなコインからマイナーなものまで、数多くの種類が存在しています。保有している種類や枚数が増えるほど管理が難しくなるので、今回はエクセルなどを利用した、仮想通貨の資産管理の方法について説明します。

仮想通過の資産管理とは

多くの仮想通貨を保有していたり、複数の取引所を利用していたりすると、管理が難しくなります。そんな仮想通貨の管理方法のひとつに、『ポートフォリオ』という資産分配表を作成する方法があります。

ポートフォリオの重要性

金融、投資用語でのポートフォリオとは、投資家の保有している資産を分配した表のことをいいます。

資産を分配せずにひとつにまとめておくと、資産をすべて失ったときのリスクが高まります。リスクを減らすためにも、保有している資産は分配して表にしておくことをおすすめします。

バランスを考える

リスク以外の面でも、ポートフォリオを作成するメリットがあります。ポートフォリオを作成することで、保有している資産が可視化され、資産のバランスや今後の計画が立てやすくなります。

先述したように、仮想通貨には多くの種類が存在し、取引所も国内外に多数あるので、どの仮想通貨をどこの取引所で扱っているかをきちんと把握するためにも、ポートフォリオの作成すると非常に便利です。

今回はポートフォリオを作成する方法として、以下の4種類を順に説明していきます。

  • エクセルで作成
  • googleスプレッドシートで作成
  • マクロを利用
  • 資産管理アプリを活用

エクセルで管理する方法

資産管理はエクセルを使って、難しい関数を使わずにシンプルに作成することができます。

シートごとにコインを分ける

取引所ごとにコインを分けて管理しようとすると、同じコインがいたるところにあって管理が難しくなる可能性があるので、シートごとにコインを分けるようにしましょう。できるだけシンプルな作りのほうが作業が楽になります。

取得履歴の表を作成する

シートごとに保有しているコインを分け終えたら、次に取引履歴の表を作成していきます。その際の1コインあたりの単価は移動平均法と呼ばれる、保有しているコインの合計額を保有枚数で割って求める方法で求めるようにしましょう。

上の部分にトータルの数値が入り、下の部分に取引ごとに手入力で取引の情報を入力していきます。

全コインのまとめシートを作成する

最後に自分の保有しているコインをまとめたシートを作成しましょう。コインごとのシートの、上の部分の数値を自動で表示させます。時価を手入力するだけで、今現在の損益を大まかに把握することができます。

エクセルの詳しい使い方は以下のリンクを参照してください。

ExcelやAccessの学習ならOfficePro

googleスプレッドシートで管理する方法

googleスプレッドシートと関数を用いた、少し上級者向けの方法です。

IMPORTHTML関数を使う

googleスプレッドシートで仮想通貨を管理するには、ウェブサイト上から情報を取得する必要があります。

まずは情報を取得するためにスプレッドシート用の関数である、=IMPORTHTML(“https://coinmarketcap.com/all/views/all/”,“table”)を入力します。

データを読み込み終わると、Coinmarketcapから仮想通貨の様々な情報が取得できるようになります。

次に違うページで、自分が管理したい情報を入力していきます。コインごとの価格が見たい場合には、『通貨名』『価格』『保有数』『評価額』などを入力します。

価格情報が必要な場合には、価格の項目に『=sumif』を入力し、データを取得したページから、価格情報を引っ張ってきます。評価額が必要であれば、保有数と価格を掛けることで、表すことができます。

あとは同様に、保有しているコインごとに作成していけば、ポートフォリオができあがります。

CRYPTOFINANCE関数を使う

次に、CRYPTOFINANCE関数を利用した管理方法を説明していきます。まずは先ほどと同様に、仮想通貨の情報を得るためのデータとして、CRYPTOFINANCEを使ってCoinmarketcapのデータを取得します。

CRYPTOFINANCEをインストールすれば、すぐに使える状態になっているので、あとは定型文を入力していくだけになります。

下記リンクでCRYPTOFINANCEの使い方を学ぶことができます。

How to get crypto-currencies rates and more in Google Sheet

マクロを使える上級者向けの方法

マクロを使える人であれば、上記で説明した方法よりも、より自動化された資産管理が可能になります。大まかな流れは以下のようになります。

  • APIを取得
  • シートの作成
  • コマンドボタンの設定

APIの取得で自動管理

APIとはプログラムからソフトウェアを操作するため、それぞれをつなぐもので、APIをつなぐことでソフトウェアを実行できます。

マクロを利用する場合には、まずはAPIを取得するところから始めます。coincheckというビットコイン取引所で公開されているAPIのうち、Public APIの販売レート取得を利用していきます。

まずは『レート』のシートを作成し、通貨、単位、レートの列を作成していきます。単位の列にはビットコインの場合はBTCのように、入力していきます。入力を終えたらマクロを起動させるボタンを設置します。

次に、コマンドボタンを設定するために開発リボンのデザインモードから、これから作成するプロシージャを呼び出すように記述します。

最後に販売レート取得プロシージャを作成していきます。標準モジュールにコードを記述すれば完成です。

取引所APIドキュメント | Coincheck(コインチェック)

手軽にはじめるならアプリがおすすめ

上記で説明した方法は手間がかかるので、手軽に資産管理したい人は、資産管理アプリを利用することをおすすめします。

日本語で使いやすいCryptofolio

Cryptofolioは、日本人向けに作られたアプリで、日本語に対応しているのが特徴です。単位ももちろん円で表記されます。

また、仮想通貨に関する最新ニュースを見ることができるというメリットもあります。さらに、自分が保有している通貨の比率を、円グラフで確認できるので、保有している通貨のバランスを一目で把握できます。

デメリットとしてはアラート機能がない点と、日本の取引所がメインとなっている点です。

アラート機能とは、保有しているコインが自分が設定した価格になったときに、通知してくれる機能で、この機能がないと気づいたら価格が暴落していたり、売りのチャンスを逃したりする可能性があります。

Cryptofolioは日本の取引所で取引していて、こまめに相場を確認できる人におすすめです。

Cryptofolio(クリプトフォリオ)仮想通貨資産管理アプリ – Google Play の Android アプリ
「Cryptofolio(クリプトフォリオ)仮想通貨管理アプリ」をApp Storeで

取扱数No.1のBlockfolio

Blockfolioは世界中で利用されている仮想通貨アプリです。取扱数が多く、取引所別に保有しているコインを管理できます。また、Blockfolioはアラート機能があるので、こまめに価格を確認する必要がなくなります。

さらに、Blockfolioは売買情報をリアルタイムで把握することができるので、価値の変動を読み取る材料になります。

デメリットしては英語表記なので、英語に抵抗がある人にはおすすめできません。また、世界向けに作られているので、取引所も海外のものばかりとなっています。

よって、Blockfolioはある程度英語が理解でき、海外の取引所を主に利用している人におすすめです。

Blockfolio Bitcoin / Altcoin App – Google Play の Android アプリ
「Blockfolio Bitcoin/Altcoin App」をApp Storeで

まとめ

仮想通貨を保有している人は、量や種類に関わらずきちんと資産管理をしておきましょう。手間をかけずに楽に管理したい人には、資産管理アプリを利用すると便利です。

しかし、アプリでの管理の場合は、不具合が生じたときにデータを失う可能性もあるので、自己責任で管理したい人には、エクセルやgoogleスプレッドシートでの資産管理をおすすめします。