韓国の仮想通貨取引所Coinpiaは、先日政府が定めた法令に準じた顧客の本人確認システムを実装できず、取引と預金の両方を一時停止することを発表した。
火曜日に公式ホームページに掲載された発表によれば、同取引所は1月30日、韓国ウォンの預金を停止した。これは韓国の監視機関である金融委員会が施行した新規則を遵守するためだ。
CoinDeskの報道によれば、金融委員会(FSC)は1月23日、2月から韓国で仮想通貨取引を続けるには実名と銀行口座を使用しなければならないと発表した。
しかしながら、Coinpiaは既存の取引システムへの本人確認機能の統合に未だ苦戦していると報告している。同取引所の幹部は、マネーロンダリング対策と本人確認手続きにおける法令遵守のために取引を停止しなければならないと語った。
この報道は韓国の新法令が発効されてわずか1週間後に持ち上がった。おそらくこれは韓国政府が取引システムのアップグレードを求めてから最初の取引停止となるだろう。
Coinpiaは韓国にある8取引所の一つだが、過去にシステム上でユーザのプライバシー保護を怠ったとして韓国放送通信委員会から$131,000の罰金を言い渡されたと伝えられている。