仮想通貨の資産管理はAPI連携で。ポートフォリオは自動で作ろう

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仮想通貨に投資をしている人にとって、資産管理は欠かせません。特に、どのコインを何枚ずつ保有しているかを表す『ポートフォリオ』の管理は、売買における重要な指標となります。今回は、ポートフォリオ管理の方法と、おすすめのツールを紹介します。

仮想通貨の資産管理の方法

仮想通貨の資産管理は、主にスマートフォンのアプリか、パソコンを使ったWEBツールで行います。それぞれの特徴と、メリット・デメリットを確認していきましょう。

スマートフォンアプリ

仮想通貨の資産管理は、スマートフォンのアプリで簡単にできます。外出中でも保有コインの価格を確認できるため、突然の高騰や暴落に備えられます。

通勤中の電車や仕事の休憩中など、いつでも簡単に確認できるのは大きなメリットです。しかし、価格の推移が気になって仕事に集中できない、などのデメリットもあります。

WEBポートフォリオツール

本格的に資産管理をしたいのであれば、WEB上で公開されているポートフォリオ管理のツールを使うのがおすすめです。スマホアプリよりも高機能で、細かい分析ができるのが最大のメリットです。

ただし、WEB上でツールを動かすため、インターネット環境は必須です。デスクトップの場合は持ち運びができないので、頻繁に確認したい場合はスマートフォンと連携できるツールを選ぶか、スマホアプリと併用する必要があるでしょう。

どっちが便利なの?

スマホアプリとWEBツールは、それぞれにメリット・デメリットがあります。併用することでそれぞれの弱点を補えますが、便利なほうを選んで使いこなすというやり方も間違いではありません。

ウォレットも管理するならアプリ

2018年2月現在、WEBで公開されているポートフォリオ管理ツールでは、ウォレットで保有している通貨の自動入力ができません。

WEBツールは基本的にAPI連携による自動入力がメインなので、さまざまなプログラムで組まれているウォレットには、非対応となっています。

スマホアプリであれば手入力での資産管理が基本なので、コインの保有場所にかかわらず、ポートフォリオを作成することができます。

大手取引所のコイン流出やハッキング問題などで、ウォレット保有する人が増えましたが、その場合はWEBツールではなく、スマホアプリを利用するようにしましょう。

自動入力したいならWEBツール

スマホアプリでの資産管理は利便性も高く、誰でも簡単に利用できるのが最大のメリットです。しかし、取引所とプログラム上の連携をすることができないので、売買の記録をすべて手入力しなくてはなりません。

短期的な取引を行うのであれば、売買記録や価格推移を自動で入力してくれるWEBツールを使いましょう。取引所で取引を行うと、自動的に売買結果を取得・表示してくれてとても便利です。

APIって何?

WEB上のポートフォリオ管理ツールでは、API連携を使った自動入力が行われます。APIとは何か、どのような仕組みで連携できるのか、詳しくみていきましょう。

APIの意味

APIとは、アプリケーション・プログラミング・インタフェース(Application Programming Interface)の略です。開発したソフトウェアの一部を外部に公開することで、別のソフトウェアと連携することを可能としたシステムです。

アプリケーション・プログラミングとは、作業の目的に応じて動作するように作られたシステムのことです。インターフェースは、人とソフトウェア、ソフトウェアとソフトウェアの間で、情報をやりとりするためのシステムのことを指します。

なぜ自動連携できるのか

仮想通貨の資産管理で利用されるAPIは、取引所のデータを共有するために開発されたシステムです。ツール開発者が取引所のAPIを使い、取引所と連携させることで、コインの価格やユーザーのデータを表示させることができます。

その際に必要になるのが、アカウントごとに割り振られるAPIキーとAPIシークレットキーです。IDとパスワードのような役割を持ち、これを識別することでセキュリティ上安全にデータを取得することができるのです。

APIの自動連携は簡単

取引所が公開しているAPIを利用して、自分でプログラムを組み立てる方法もありますが、すでに他の人が開発したツールを使うのが簡単です。アカウント登録やAPIキーの入力で、自動ポートフォリオ作成などのサービスを利用することができます。

取引所でAPIキーとシークレットを取得

WEB上のポートフォリオ管理ツールを使う場合、取引所で発行される『APIキー』と『APIシークレット』が必要です。まずは自分が使っている取引所のアカウントにログインし、API管理ページにアクセスしましょう。

そこで発行されるAPIキーとAPIシークレットをコピーし、メモ帳などに保存しておくとよいでしょう。APIキーやAPIシークレットは自分の大切な情報を保護するパスワードなので、厳重に保管しておきましょう。

WEBツールに登録

WEBサイト上のツールを使用する場合、あらかじめアカウントの登録が必要です。パソコンにダウンロードして使うツールであれば、インストールも済ませておきましょう。

APIキーとAPIシークレットを取得したら、それを使用するWEBツールに登録します。取引所とポートフォリオの設定を済ませたら、あとの情報取得はすべて自動です。取引所で売買した情報も、WEBツールが自動で取得・表示してくれます。

おすすめのWEBポートフォリオツール

ここでは、日本でもっともポピュラーなポートフォリオ管理ツールを紹介します。Coinboardは大手取引所とAPI連携が可能で、完全日本語対応なので初心者にもおすすめです。

Coinboard

株式会社LOGICAが開発した仮想通貨の資産管理ツール『Coinboard』は、仮想通貨取引のデータを自動で取得、一元管理してくれるWEBツールです。

パソコンにインストールする必要なく、ブラウザ上でアカウント登録とAPIキー登録をすればすぐに利用できます。アプリ版はありませんが、スマートフォンのブラウザ(safari・chrome等)を利用して閲覧することも可能です。

便利な機能がいっぱい

Coinboardの主な機能は以下の通りです。

  • 保有通貨の割合を円グラフで表示
  • 保有通貨の保有量の推移を棒グラフで表示
  • 複数取引所の取引履歴を一括表示
  • 総資産の推移を折れ線グラフで表示

保有通貨の割合が一目でわかるので、理想のポートフォリオ形成に役立ちます。さらに、過去の取引履歴が取引所をまたいで一括で表示されるので、税金計算などがとても楽になります。

初心者におすすめ

Coinboardは、すべての機能を無料で使うことができます。ブラウザ上で完結するので、インストールや細かい機能設定も不要です。

さらに、アカウント登録から利用まですべて日本語対応なので、ポートフォリオ管理ツールが初めてでも簡単に使うことができます。何かトラブルがあったときや不明点があれば、日本語での問い合わせもできて安心です。

Coinboard(コインボード) – 自動仮想通貨ポートフォリオ管理ツール

まとめ

仮想通貨の資産管理は、取引所やウォレットごとに自分で計算する必要があります。しかし、時間が経つごとに通貨の価格も変動するので、現実的ではありません。

ポートフォリオ管理ツールを使えば、それらを一括で管理できます。ウォレット保有ならアプリでの管理、取引所保有ならWEBツールでの管理など、自分の保有状況に合わせて便利な管理ツールを選びましょう。