リスクの価格が65%も価格高騰
水曜日の暗号通貨市場は残酷そのものであった。 1月17日以来初めて暗号通貨時価総額は5億ドル以下となり、ビットコインの価格はついに1万ドルを下回った。
しかし、とある1つのトークンがこの傾向を打破し、ドルに対して強い前進をもたらした。その正体とは、サイドチェーンに分散アプリケーションを格納するブロックチェーンプラットフォームであるリスクであり、日中の取引中に価格を高騰させた。(リスクはイーサリアムのようなメインブロックチェーンとは対照的である。)
午前6時(UTC)にさしかかる直前、リスクはBittrexにて約21.50ドルで取引されていた。現時点では急激なスパイクが発生し、25分以内にリスクの価格は36.27ドルとなり、65%以上の高騰をたたき出した。その後すぐにリスクの価格は30ドル以下に下降したが、これは以前の水準をはるかに上回るものとなた。現在、リスクはBittrexで26.56ドルとなっている。Bittrexは約24%の単日増加率であり、31億ドルの時価総額に相当するという。
LSK Price Chart
バイナンスは複数のリスク取引を行っており、そのうちトークンはビットコインとの取引を行っている。一方で、韓国Upbitのリスク/韓国ウォン市場はリスクを最大の取引ペアとしている。残リスクの大半はビットコインとイーサリアムの取引ペアに集中している。
Source: CoinMarketCap
リスク高騰余波の背景にあるBitFlyerリスク上場
リスクの価格回復は、日本最大級の暗号通貨取引所であるBitFlyerにおけるトークンのリスト上場に直接結びついているようだ。
同取引所は、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ビットコインキャッシュ、ライトコイン、モナコインの5つのアルトコインのみサポートしていなかったため、この上場は注目に値するものであった。
BitFlyerに上場されるということは、リスクを世界最大の暗号通貨市場に導くだけでなく、BitFlyerが日本円取引をサポートしているために、トークンに新しい取引ペアを提供することとなる。
この取引所は、リスク取引が行われるというアナウンス直後に、サービス一時停止を数時間の内に複数回報告したため、BitFlyerのサーバ容量に大きな負担がかかったようである。